獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパーク 16 文春文庫

石田衣良

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167919337
ISBN 10 : 4167919338
フォーマット
出版社
発行年月
2022年09月
日本
追加情報
:
343p;16

内容詳細

マコトを訪ねてきたテレビ局のディレクター。彼は、児童虐待の動画を投稿し合うネットサークルを追っているという。動画には幼い少女が恐怖に震え、泣き叫ぶ姿が映されていた。マコトとタカシは、冷酷な獣たちをおびき寄せるために罠を仕掛け―。表題作ほか3篇収録、疾走感あふれるIWGPシリーズ第16作。

【著者紹介】
石田衣良 : 1960年、東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業。広告制作会社を経てフリーランスのコピーライターに。97年、「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。生き生きとした語り口と現在を映し出すエッジの鋭さが高い評価を受けた。受賞作に3篇を加えた『池袋ウエストゲートパーク』(文春文庫)でデビュー。2003年、『4TEEN』(新潮文庫)で直木賞を受賞。06年、『眠れぬ真珠』(新潮文庫)で島清恋愛文学賞、13年、『北斗 ある殺人者の回心』(集英社文庫)で中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    シリーズ16作目です。解説では主人公が年を取らないことが書かれていますが、確かに事件や世相を考えると違和感はあるのですがあまり気にはなりません。今回も4つの作品が収められていてそれなりに楽しめます。しかしながら表題作についての虐待の場面は年寄りにとってはかなりしんどいものでした。最後には胸がすくようにやっつけてくれるのですが。この中では最初の「タピオカミルクティの夢」が私のフィーリングには合いました。

  • chiseiok さん

    今回も重いのから軽いのまで時代を反映したトラブルをさくっとスタイリッシュに解決するタカシとマコト。今時なかなか登場させづらいであろう氷高組渉外部長サル君の久々の出演も嬉しい。長期シリーズ主人公の年齢設定はリアリティとの兼ね合いもあって作者の悩みどころでしょうが、どうやら『あぶさん』系ではなく『サザエさん』に振った様子。つまりリアル同様に問題発生するバーチャル池袋で、作者のアバターである永遠二十代後半マコトが作者の想いを存分に叶えるファンタジーとして読めば良いのかな?それはそれで悪くないし、充分楽しめたよ。

  • ゴルフ72 さん

    何時ものマコトの語りで始まるシリーズ、今回もすっきりさせてくれる。しかし表題の「獣たちのコロシアム」はいけませんちょっと読めません、これは!「タピオカミルクティ・・・」の大前さん大好きになりました。頑張れ❣

  • Junichi Yamaguchi さん

    『いい女を引き寄せる七つの方法』…  シリーズ16作目らしい。 文庫化してから読んでるので、懐かしく感じる時事ネタは変わらず。 もちろん、読み易さも。 主人公と相棒⁈の活躍はまだまだ続きそうだわ。 それよりも、主人公の恋はなかなか始まらない。。

  • テツ さん

    マコトとタカシ(あとサル)の活躍とその時々の時事ネタ。池袋ウエストゲートパークシリーズも16冊目。今回のテーマは、タピオカミルクティ、ラブホテル強盗、特殊詐欺、幼児虐待。物語の中に悲しみ苦しみがあったとしても、最後にはマコトとタカシが何とかしてくれるだろうというマンネリにも似た安心感は『剣客商売』を読んでいるときのよう。現実社会で起きる事件はハッピーエンドでは終わらないけれど、小説の中でくらいは安心したい。シリーズが何処まで続くのか解らないですが、二人が老人になるまで池袋にいて欲しいですね。

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石田衣良

1960年東京都生まれ。97年『池袋ウエストゲートパーク』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN』で直木賞、13年『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞

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