記憶の中の誘拐 赤い博物館 文春文庫

大山誠一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167918132
ISBN 10 : 4167918137
フォーマット
出版社
発行年月
2022年01月
日本
追加情報
:
246p;16

内容詳細

未解決事件などの捜査書類を収蔵する通称“赤い博物館”の館長・緋色冴子。遺留品や手掛りを元に、ずば抜けた推理力で事件を幾つも解決してきた。ある日、部下の寺田から相談されたのは、26年前に起きた奇妙な誘拐事件。犯人と目されたのはその子の親だったようで―表題作他、予測不可能なミステリ全5編。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんたろー さん

    シリーズ第二弾も前作同様に、館長・緋色冴子が部下・寺田聡を使って事件を洗い直して推理するが、冴子が館外へ足を運ぶパターンがプラスされて面白さが増した5つの短編集。作者らしい高いロジックが特徴的で、ミステリを手軽に楽しめるのが嬉しい。どの話も「そうくるか」と納得させられる伏線&回収の妙があるのが良く、特に表題作は「お見事!」と言える切れ味。ドラマ性には欠ける部分もあるが、推理に重きを置いた作品ゆえ、期待する方が野暮かも…とは言え、冴子&聡の過去も交えたドラマチックな長編を書いて欲しいと思うのは私の我儘(笑)

  • ベイマックス さん

    表題を含む、5作の短編集。シリーズ二作目。楽しく読ませて頂きました。思い込みや先入観って怖い。ただ、解明することが、人の幸せかというと疑問も…。そこも、雪女たるゆえんなのか?◎シリーズを重ねるごとに、緋色冴子の性格構築のエピソードや、寺田との血の通った言動が垣間見えたりするのか否かも楽しみ。

  • stobe1904 さん

    【赤い博物館シリーズ】前作の『赤い博物館』がとても面白かったので、迷わず手にしたミステリ連作集。資料や遺留品を元に未解決事件を解く構図はこれまでと同じだが、緋色警視が現場に出向くシーンが多いのが特徴。WhyとWhoの謎解きなのだが、5作品ともミステリとしてのクオリティが高く、巧みなミスリードと抜群の切れ味を堪能させていただいた。次作がいつ読めるかわからないが、文句なく必読リスト入り。★★★★★

  • aquamarine さん

    シリーズ二冊目。犯罪資料館の館長・緋色冴子が安楽椅子探偵として、元捜査一課刑事の寺田聡を手足として未解決事件に挑む…のだが今回は冴子が共に聞き込みに出向くという点で前作とはちょっと違っている。だがその違いなどほとんど気になることなく相変わらず冴子の目の付け所や論理展開は素晴らしい。連作の形で進むが、どれも見えている事件を解決するというより見えていないところにあった真の事件を暴き出す鋭さと美しさがある。どれも良かったが、印象深いのは「死を十で割る」のホワイダニット、「孤独な容疑者」のラストの寒気。

  • みゆ さん

    【辛口ゴメン】シリーズ2作目。うーーーん、何だかなぁ…ミスリードがミエミエ、真相を見抜くポイントが強引、バラバラの動機にポカーン。前作の最終話で匂わせていた館長の過去話はどうなっちゃったんでしょうねぇ。自分的には残念な作品でした"(-""-)"

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人物・団体紹介

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大山誠一郎

1971年、埼玉県生まれ。京都大学在学中、推理小説研究会に所属。サークル在籍中は「犯人当て」の名手として知られた。2002年、短編「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」でデビュー。2004年に『アルファベット・パズラーズ』を刊行、クールな論理の冴える本格ミステリとして高く評価された。2013年、短編

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