殺し屋、続けてます。 文春文庫

石持浅海

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167917838
ISBN 10 : 4167917831
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
追加情報
:
263p;16

内容詳細

副業で殺し屋を営む経営コンサルタントの富澤允。その仕事は丁寧で、安定と信頼の殺し屋として引く手数多だ。しかし彼には、標的の何気ない行動が気になり、その謎を解かずにはいられないという奇妙な癖があった。そんな中、富澤の前に、商売敵が現れて―。日常の謎を殺し屋が解き明かすシリーズ、第二弾。

【著者紹介】
石持浅海 : 1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒業。97年、鮎川哲也編『本格推理11 奇跡を蒐める者たち』に「暗い箱の中で」が掲載される。2002年、カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」に応募した『アイルランドの薔薇』で単行本デビュー。04年『月の扉』が第57回日本推理作家協会賞候補、06年『扉は閉ざされたまま』が第6回本格ミステリ大賞候補。閉鎖状況におかれた人物たちが仮説と推論を駆使して現状打開を試みる独特の作風で読者の支持を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ナルピーチ さん

    殺し屋シリーズ第2弾も前作の勢いそのままで読める短編集。依頼人から受けたターゲットとなる人物をミステリー要素を踏まえて楽しむ事ができつつ、前作との違いとして、今作では殺し屋“富澤”の視点だけでなく、語り手を他の関係者へと変えながら読ませてくれるのでワンパターン化せずに飽きずに読む事ができた。このシリーズもまだまだ続く予感が満載!今作では更にもう一人の殺し屋の存在が明らかに…今回はニアミス止まりで終わるも、気になる同業者との今後の絡み。次作ではいよいよ直接対峙も実現するのか!?これは楽しみで仕方がない!

  • いこ さん

    主人公富澤は経営コンサルタント。しかし、裏の顔は「殺し屋」である。タイトル通り、前作から引き続き殺し屋を続けている。今作も、殺し場面は淡々と。そして、また標的に小さな謎がある。大学生が交番の前に週4日3時間立ち続けるのはなぜ?普段結婚指輪をしていない男性が、ある女性と会う時だけ指輪をする理由とは?ある特定の道でだけ靴を履き替える女性、手袋をはめる女性、その理由は?特筆すべきは、同じようにスマートな同業者が現れたこと。まだ両者は顔を合わせていないが、互いの腕は認めている。次巻があったら、是非出会ってほしい。

  • 涼 さん

    http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/12/post-a0bd8b.html 【殺し屋、やってます】の続編ですが、こうした変わった趣向をシリーズ化するのはむずかしいのではと思います。

  • mihya さん

    殺し屋シリーズの2作目。前作よりも一捻したスリルある展開になっていて面白かった。 3作目もあるだろうか。おばさん殺し屋との絡みが見てみたい。

  • タケチヨ さん

    副業殺し屋シリーズ第2弾。ターゲットの不可解な行動や依頼人の動機などの謎解きがメインの短編7話。前作に比べると主人公の富澤だけでなく雪菜や塚原、依頼人そのものの視点から描かれる章もありバラエティーに富んだ印象を受けたが、中でも目玉は新たな殺し屋の登場!子持ちの未亡人で在宅ワーカーという設定が主人公同様にビジネスライクな雰囲気を醸し出していて面白い。この二人が今後接触するような出来事があるのかどうかを楽しみにしながら続編を期待したい。

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石持浅海

1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒業。97年、鮎川哲也編『本格推理(11)奇跡を蒐める者たち』に「暗い箱の中で」が掲載される。2002年、カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」に応募した『アイルランドの薔薇』で単行本デビュー。04年『月の扉』が第57回日本推理作家協会賞

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