清張地獄八景 文春文庫

みうらじゅん

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167916480
ISBN 10 : 4167916487
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
追加情報
:
494p;16

内容詳細

松本清張を敬愛するみうらじゅんの考察やなりきり小説、現代を代表する作家や映像化に携わった役者・脚本家・演出家による対談や随筆、夫人のインタビューや朝日新聞時代の同僚の手記、女性ファンとの往復書簡、清張自身が描いた漫画や講演録まで多彩な記事を収録。清張の作品世界やその人柄の魅力が満載で、入門書に最適!

目次 : 第1章 崖(人の転落は蜜の味ですよ。まして男女関係が絡んでいたら…男と女 地獄のサスペンス(船越英一郎×みうらじゅん)/ みうらじゅんのわびさびたび いい崖出してるツアー前編(みうらじゅん) ほか)/ 第2章 小説(みうらじゅん的20選 清張文学とはボブ・ディランの歌であり、仏教書である(みうらじゅん)/ 『不安な演奏』解説 清張地獄(みうらじゅん) ほか)/ 第3章 人間・松本清張(センチメンタル清張(イラストレーション・みうらじゅん)/ 小さな大物(松本清張) ほか)/ 第4章 映像(清張映画の真髄 伝説の脚本家が語る現場秘話(橋本忍)/ 清張映画で“大人の女”になった(岩下志麻) ほか)

【著者紹介】
みうらじゅん : 1958年京都市生まれ。武蔵野美術大学在学中に漫画家デビュー。以来、イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャンなどとして幅広く活躍。1997年、造語「マイブーム」が新語・流行語大賞受賞語に。「ゆるキャラ」の命名者でもある。2005年、日本映画批評家大賞功労賞受賞。2018年、仏教伝道文化賞沼田奨励賞受賞。著書のほか、音楽、映像作品も多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • goro@the_booby さん

    清張愛に溢れた本書。軽く笑わせるような入りから奥に行くにしたがって段々と本性が現れてくるような見事なみうらじゅんの構成でした。苦労の末に手に入れた地位、名誉。調子に乗って愛人まで作った時から「清張地獄」が始まるのだ。本の紹介は勿論だが、TVや映画などの映像作品にも及び読後はどれから観ようかと楽しみ倍増ですよ。やはり岩下志麻vs桃井かおり「疑惑」か倍賞千恵子「霧の旗」か!清張御大の推理物しか読んでこなかったので違う作品も読みたくなった。書き続けた40年間だった。第4章扉の写真が凄すぎる。これが清張御大の姿!

  • gtn さん

    著者のことだから、松本清張を面白おかしく弄っているのかと思ったら違った。清張は推理作家ではなく、ホラー作家、つまり因果応報の啓蒙者であると述べ、推奨作品を理由を付して列挙し、更に奥様の手記を始め、佐藤愛子、京極夏彦、宮部みゆき、大沢在昌各氏の追悼文や談話を掲載している。清張作品の手引書として最適ともいえるのでは。恥ずかしながら、清張は大家との勝手なイメージで、当方今まで一冊も手に取ったことがなかったが、本書により、清張を読みたくてたまらなくなった。

  • hatayan さん

    2009年刊行のムックを文庫化。松本清張の作品には、凡人が身の丈に合わないカネや女に欲を出したときに知らずのうちに押す「清張スイッチ」が仕込まれていると編者のみうらじゅんはいいます。ほんの出来心から歯車が狂いだし深い淵に叩きつけられる作風はまさに因果応報を地で行くもの。悪いことをしている姿を清張は常に見張っている。『黒革の手帖』『夜光の階段』『わるいやつら』などの代表的な作品は藤子A不二雄の「笑うセェルスマン」に似ているのではないかと気づきました。松本清張の入門書として親しみをもって読める一冊です。

  • よみとも さん

    不倫騒動以来読んでなかったみうらじゅんですが、やっぱりこの人は面白いし、頭がいい。軽薄とも思える語り口だけど、専門家顔負けの徹底した研究と知識に裏打ちされているから、視点は変わってても説得力がある。入り口をグッと広げてくれる。みうらじゅんの書いたもの以外も、本人インタビューや書簡、大極宮3名の対談、映画・ドラマの関係者や奥様のインタビューなど盛り沢山で、すごく興味が湧きました。松本清張は生々しすぎて苦手意識があり、実は1冊も読んだことがないんですが、早速何点か読んでみたくなってしまったほど。

  • bluemint さん

    松本清張はホラーである。真面目に働いてきた小市民が、やっと仕事も家庭も安定して周りからチヤホヤされるようになり、女にもモテるようになってきた。そんな時決まって地獄が口を開けている。ちょっとした出来心のために、努力して築き上げてきた社会的地位が脆くも崩れ去る。これをみうらじゅんは地獄に入る「清張スイッチ」と呼ぶ。前半はm jの清張独自解釈がとてもユニーク。こんな視点で清張を読んだことがなかった。面白い!後半はバラエティに富むが、いかにも文芸誌のファンブックの体裁で、mj らしさはあまり感じられない。

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