草にすわる 文春文庫

白石一文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167916282
ISBN 10 : 4167916282
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
追加情報
:
324p;16

内容詳細

「最低五年間は何もすまい」会社を辞めた洪治はそう心に誓った。無為な日々の中で付き合ってきた曜子があの事件の絶望を語った時、二人の間には睡眠薬の山があった(表題作)。なぜ人間は生まれ、どこに行くのか。一度倒れた人間が一歩を踏みだす瞬間に触れる美しい5編(文春文庫化に際し単行本未収録2編追加)。

【著者紹介】
白石一文 : 1958年福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務を経て、2000年に『一瞬の光』で小説家としてデビュー。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で、第22回山本周五郎賞、10年『ほかならぬ人へ』で第142回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 時代 さん

    白石氏の昔の寄せ集めらしい。しかしどれもしっかり面白いと思う。やはり氏は人間を描くのが上手い。いいとこもやなとこもまとめて◯

  • マーシュランド さん

    後半の2篇は初めて読んだが、草にすわるは再読▼再読▼白石作品と相性が良い割に、内容は記憶に残っていない▼花束が良かったかな▼23028

  • 海燕 さん

    これまた素晴らしい短編集に出会った。著者の作品は「彼が通る不思議なコースを私も」以来。内省的な人物が多く、そのあたり私の趣味に合っているのだろう。主人公がほとんど内省しないのでは、小説として成り立たないが‥ どの作品にも、いろんな事情で重い荷を背負った、あるいは陰のある人が登場する。どうにも救いようがない状況になったりするのだけれど、最後は光が仄見える、何かしら救いのある情景が提示されるので読後感が良い。「大切な人へ」は別名義による25年も前の作品だが、短い故により鮮やか。「七月の真っ青な空に」も好み。

  • TT さん

    短編集。 大切な人へ が特に好みだった。 小説を読むようになって、ときに人は言葉とほんとうの気持ちと 乖離があるのだなとより深く思うようになった。 相手を想い、嘘をつくときもある。 それを教えてくれる短編だった。

  • tnyak さん

    再読。やはり「花束」が最も心に響いた。

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白石一文

1958年福岡県生まれ。2000年『一瞬の光』でデビュー。’09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞、’10年『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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