血と炎の京 私本・応仁の乱 文春文庫

朝松健

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167916114
ISBN 10 : 4167916118
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
追加情報
:
432p;16

内容詳細

日本史上最悪の戦乱、応仁の乱。それはただの戦さではなく、花の都を縦横に走る塹壕で切り刻み、屍で埋め尽くした地獄だった。血と炎の中、救済を求めて彷徨う将軍の妻・日野富子と、宿敵・山名宗全への復讐のため戦場を這いずる男・骨皮道賢。室町伝奇を描き続けてきた鬼才が書き下ろす入魂の歴史伝奇。

【著者紹介】
朝松健 : 1956年札幌市生まれ。東洋大学文学部卒。1986年『魔教の幻影』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 眠る山猫屋 さん

    立川流も逆宇宙も出てこない。出てくるのは『室町無頼』にも描かれた骨皮道賢。魔物も魔人も出てこない。物語は細川勝元と山名宗全による“いくさ”が“戦争”に変えられていく様だ。大量殺戮兵器が導入され、武士の戦が様変りしていく。血に塗れ泥に汚れ這いずり回る地獄のような京に復讐は叶うのか。歴史的にはあまり深掘りされていない時代なので興味は尽きない。足利幕府の施政は天皇禁忌の時代だからね。日野富子の心の徘徊を微かな横軸に、道賢の我武者羅な闘いを主軸に進む物語は不思議と爽やかだ。道賢の死に様と復活劇は、やはり熱い。

  • サケ太 さん

    応仁の乱、と呼ばれる争乱の最中にあって、山名宗全への復讐を望む男。琵琶湖の湖族であった男は、かつての名を捨てて、骨皮道賢を名乗る。彼の知らない、戦の様相。地獄と化した京。頼れる仲間たち。西軍の新兵器、霹靂車。東軍の井楼。兵器同士の争いは壮大。血戦の後の決着。想いは、名は、引き継がれる。そして、戦は続く。戦の世を生き抜いていくしかない。

  • 鍵ちゃん さん

    日本史上最悪の戦乱、応仁の乱。それはただの戦さではなく、花の都を縦横に走る塹壕で切り刻み、屍で埋め尽くした地獄だった。血と炎の中、救済を求めて彷徨う将軍の妻・日野富子と、宿敵・山名宗全への復習のため戦場を這いずる男・骨皮道賢。応仁の乱自体があまり知らないせいか、先入観なしで読めました。原因は跡目争いだが、最後はなんだかなという感じだったんだな。表現が迫力があり想像絶するところがあるが、あまりにもドロドロし過ぎる。最後の蓮如からの説教が一服の清涼感があり、富子の心の臓を突く鋭さがあった。

  • yomomo さん

    応仁の乱、細川勝元に救われ東軍の足軽として戦う骨皮道賢の話。

  • keisuke さん

    寝かせてしまったけど面白かった。

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