紅旗の陰謀 警視庁公安部・片野坂彰 文春文庫

濱嘉之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167916039
ISBN 10 : 4167916037
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
濱嘉之 ,  
追加情報
:
400p;16

内容詳細

新型コロナウイルスが蔓延する中、家畜泥棒のベトナム人が斬殺された。同じ頃、警視庁公安部付・片野坂彰は、チャイニーズマフィア傘下の売春組織に注目。片野坂率いる精鋭チームの捜査により、やがて中国政府による陰謀が明らかになる。国家ぐるみの“食の簒奪”を防ぐことはできるのか。大人気書き下ろし公安シリーズ第3弾!

【著者紹介】
濱嘉之 : 1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課などを経て、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』(講談社文庫)で作家デビュー。危機管理コンサルティング事務所代表を務めるかたわら、各メディアでコメンテーターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    公安部青山シリーズから片野坂シリーズに代わってから主人公たちの強さが目立つようになりました。物語としてはチャイニーズマフィアを日本あるいは世界を駆け巡り退治する話でエンターテイメントとして楽しめます。わたしはそれよりも現在の日本の政治や世界の事情を詳しく解説してくれることにあります。新聞などに載ってないことや政治家の裏の情報を教えてくれます。「鮫の脳みそとのみの心臓」を持った政治家では昔を思い出して笑ってしまいました。

  • ケイ さん

    コロナ禍に入った頃が舞台。その頃の右寄り(公安だから仕方ないか)の意見をグダグダと語らせるところには、その後に色々とあったんだよ!と言いたくなるが、後出しジャンケンになっちゃうものな。 家畜の豚を盗む理由については、ベトナム人が逮捕された際には、コロナ禍で困っている実習生の状況はどうなっているのかと思ったものだったが、それに対する大国の盗む理由についてはビックリだ。国際情勢に対する不安を掻き立てられるが、大団円なために安心しで読めるから癖になる。

  • Yunemo さん

    まさに、今の日本の政治から、EU、中国、ロシア、米国等まで世界事情を事細かに説明されてます。大きな目で見ると世界はこんな状況になってるんだ、と改めて感じ入った次第。そういう中で食に関する薀蓄も入っていて。これはこれとして、今日本がターゲットになってしまう新たな分野、そうなんですか。あまり深く考えずに食べてました。チャイニーズマフィアの目の付け所と中国の姑息さとが相俟って、日本を狙い撃ちにしている構図が垣間見えてきます。何も考えずに平和を享受していてる自身に若干の焦りも。本作、白澤女史の活躍が表に出ず残念。

  • 海燕 さん

    青山望シリーズからのファンで、新刊が出たらとりあえず買います。公安経験のある著者ならではのリアルな語り口。本作に限らないが、ストーリーそのものより、登場人物の会話をとおして社会とか時代背景を描くことに力が割かれているように思う。主人公たちの会話は政治、産業、国際関係と多岐に渡り、博覧強記ぶりに舌を巻く。著者もよく調べていると思うが、もはやどこまで真実なのか検証もできない(笑)。他県警と合同捜査となり、他県警察官が警視庁の仕事ぶりを見て「いつもこのような捜査をしているのですか?」などと驚嘆するのも定番。

  • あつし@ さん

    片野坂彰シリーズ第3弾。相変わらずストーリー展開より途中に盛られる濱さんの世界情勢分析を読んでいる感じだ。で、今回は豚と牛、食肉と種を中国から守るっていう物語。国益を守るために、こんな4人の様に世界と対等に戦っているのだろうか?チームが無敵な故に現実がどうもそうなってない様で不安だ。

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濱嘉之

1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘

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