夜の署長 2 密売者 文春文庫

安東能明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167913816
ISBN 10 : 416791381X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
追加情報
:
331p;16

内容詳細

警察の支給品を大量に売る店が歌舞伎町に出現した。誰が何のために横流しするのか?(表題作「密売者」)。夜間犯罪発生率日本一の新宿署において、新宿の表も裏も知り尽くし「夜の署長」の異名を取る警部補・下妻晃が、新人女性刑事・村上沙月らとともに、事件に挑む。虚飾と欲望に塗れた街を舞台にした人気シリーズ第二弾!

【著者紹介】
安東能明 : 1956年、静岡県生まれ。明治大学政経学部卒。浜松市役所勤務の傍ら、94年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞を受賞しデビュー。2000年『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞、10年「随監」で日本推理作家協会賞(短編部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    最近2作目が出されたので読んでみました。今回は新人女性刑事から見た話が4作収められていて前作よりも内容的にはもう少し込み入った感じが出てきて面白いものがありました。あまり手に取り足をとりと言うことではなく、ちょっとしたヒントなどを与えて教えています。OJTの極意を感じさせてくれました。

  • タイ子 さん

    シリーズ第2弾。夜の署長こと下妻係長の鋭い刑事カンと推理力、洞察力はやはりスゴイ。前作で部下だった野上はキャリア組への階段を昇り始めたのかな。今作から登場する新人刑事・村上沙月が張り切ってるようで期待したい。登山が趣味の男が下山してホテルで死亡。脳出血と診断された死は病死なのか、事件性があるのか。保育園で起こった麦茶の中に混入された異物事件。保育士たちの労働と実態が現実的に描かれる。舞台が歌舞伎町だけに猥雑な中で起こる人間たちの本能むきだしの事件が下妻によって解かれるサマはやはり面白い。

  • kei302 さん

    4つの短編。事象や状況説明がたんたんと綴られて読みやすい。新宿署 夜の署長:係長の下妻、今回の主役は三宅島出身の村上沙月。新人で見習い。若手を育てるのがうまい下妻。褒めて伸ばすタイプの上司。当初は何も分からず従うだけだったが、次第に、指示の意味や下妻の手腕や目の付けどころを理解するようになる。「密売者」は裏の裏があり、追い詰められた人間の怖さが伝わってきた。マンション住人の人間関係が不気味な「塔の死角」には冷やっとさせられた。

  • rosetta さん

    ★★★✮☆文庫書き下ろし。主人公は新宿警察署の新人刑事村上沙月。三宅島出身なのでミヤと呼ばれているが名前に宮の字が入っているならまだしも縁起をかつぐ刑事がお宮入を連想させるこんな渾名をつけるかという疑問が。殆ど署に住み込む下妻晃警部補が沙月を使い難事件を解決する。捜査本部の方針に従わず勝手に見当違いな捜査をしている様に見えていつの間にか解決してしまう下妻は出来る刑事なんだけど何となくいつの間にかと言う感じでいまいち凄さが伝わってこない。因みに夜の署長と聞いて最初はスケベな事を連想していたのは内緒だ

  • おいしゃん さん

    最近そそられる警察小説がなかったが、偶然続編を見つけ手に取る。新人婦警が、あまりに新人チックなスタートでヒヤヒヤしたが、無事に戦力になって良かった。中編集だが、どの編もちょっとあっさり解決しがちな感も…。

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安東能明

1956(昭和31)年静岡県生まれ。明治大学政経学部卒。1994(平成6)年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞、2000年『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞、2010年『撃てない警官』所収の「随監」で日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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