螢火ノ宿 居眠り磐音 16 決定版 文春文庫

佐伯泰英

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167913717
ISBN 10 : 4167913712
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
追加情報
:
352p;16

内容詳細

吉原にいる奈緒が山形の紅花商人に身請けされることになった。それを阻止せんと不穏な動きありとの噂に、坂崎磐音の胸はざわつく。ある絵師は言った。「未来永劫、未練の糸を断ち切れないのが男と女です」。覚悟を固めた男の手を、おこんは黙って握った。やがて罪なき禿が殺される。過ぎし日の許婚を守るため、磐音は吉原へ急ぐ!

【著者紹介】
佐伯泰英 : 1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    再読ですがやはりかなり忘れています。こんなに早く主人公の元いいなずけである吉原の大夫が落籍されるとは思っていませんでした。それを邪魔するものに対しての対応などが描かれていてあっという間に読んでしまいました。両替商の再婚の話も進んでいます。

  • とし さん

    決定版 ・居眠り磐音「螢火ノ宿」16巻。遂に磐音の手の届かない二度と会うことの出来ない所に奈緒は行ってしまいましたね。

  • かいちゃん さん

    奈緒さんとの久しぶりの会話。僕なら襖をあけてしまうだろうな。そしてやはり何度も振り向いてしまいそう。坂崎さんは漢だわ

  • yamatoshiuruhashi さん

    白鶴太夫が落籍されるがそれを人死にまでだしても妨害しようとする輩がいる。坂崎磐音はこれを自ら守り抜こうとする。白鶴は知らぬことだったはずなのに...。で、多分、これはめでたしめでたし、だと言ってよいのだろう。白鶴も奈緒に戻ったことだし。痛快時代劇ですね。

  • うららん さん

    磐音は今津屋の仲人を速水に頼みなんともおめでたいムードの中。身請けが決まった白鶴の身が危ない。ひやひやしながら最後は奈緒に戻り…じーんと胸が熱くなった。次は幸せいっぱいのおこんさんかしら?!

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人物・団体紹介

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佐伯泰英

1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。各シリーズで幅広い読者層から支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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