君がいない夜のごはん 文春文庫

穂村弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167912291
ISBN 10 : 4167912295
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
追加情報
:
238p;16

内容詳細

「カロリー、いつか君に会える日がくるのだろうか」―人気歌人が日常の中に見出した「食べ物」に関する異色のテーマ。食べ放題に怯え、“ダサい食べ物”に戸惑い、脳内に現れる「逆ソムリエ」から逃げ回る。ダイエット、ショコラティエ、ラーメンに食堂車。驚き笑った後、ふと我が身にも思い当る58の絶品エッセイ!

目次 : 賞味期限/ 脳で食べる/ 我がダイエット/ ショコラティエとの戦い/ 酔っぱらい様の謎/ コンビニおにぎりの進化/ 入る店、入らない店/ 「混ぜ」問題など/ 純粋な食生活/ 食べ放題との戦い〔ほか〕

【著者紹介】
穂村弘 : 1962年札幌市生まれ。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。2008年、歌論集『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、「楽しい一日」で第44回短歌研究賞、2013年、絵本『あかにんじゃ』(絵・木内達朗)で第4回ようちえん絵本大賞特別賞、2017年、エッセイ集『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Ikutan さん

    ほむほむのエッセイを久しぶりに読む。こちらは食べることにまつわるあれこれ。食べ物の味に疎くて、賞味期限切れで腐っていても食べてしまうという自虐ネタから、寝台特急の食堂車体験まで、ふふふと軽く笑える58の楽しいエッセイ。パスタのカタカナに戸惑うところや、子ども時代の食べ物にまつわる記憶など、同世代の穂村さんには共感できるところが多い。食べ物の重量とは比例しないカロリーの正体については、私もちょっとモヤモヤするよ(笑)『伸びしろ』の発想は目から鱗。確かに出発点がハーゲンダッツの若い人は喜びが少ないかも(笑)。

  • ふう さん

    穂村氏は歌人で絵本も書いていると紹介欄にありましたが、申し訳ないことにエッセイしか読んだことがありません。そのエッセイがおもしろくて、穂村氏の人の好さ、ユニークさに癒されます。年が10歳くらいしか違わないせいか、出てくる食べ物の名前や思い出に「同じ。わかる。」と共感するものがたくさんありました。『伸びしろ』なんて全くその通り。まあ、こんな「食」をよく料理に関する本に連載していたなと、出版社側と穂村氏の大胆さに感心し、でも、こういう人がいてくれてこそ「食」も人生も楽しいとまた感心しました。やさしい人ですね。

  • 佐島楓 さん

    味覚はひとと共有できる感覚ではないんだな、という当たり前のことを意識させていただいた。夜中に読み始めて数十分で読み切ってしまったよ。

  • チョコ さん

    読み途中の本があったのに、また続けて穂村さんを読んでしまった。そして、やっぱり面白い。電車では本当に読んではいけない。大笑いできないのも辛いし、肩を振るわせて座っているのも変な人になってしまうし。今回のツボは、仮名のマギーブイヨン。思い出すだけでニヤニヤ。巻末の本上まなみさんの解説がとても良くて、穂村さんの本業?の短歌も読んでみたくなりました。そして、彼女の文才にもビックリ。エッセイ書いてるの知らなかったので、そちらも読んでみたくなりました。

  • あきら さん

    面白すぎました。 すべて分かる。d-popのくだりなんか自分も好きなだけに特に。 1日って意識して色んなことに着目するだけですごく変わるなあ。

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人物・団体紹介

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穂村弘

1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌をはじめとして、評論、エッセイ、絵本、翻訳など広い分野で活躍。『短歌の友人』で伊藤整文学賞、『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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