火と汐 文春文庫

松本清張

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167912284
ISBN 10 : 4167912287
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
追加情報
:
332p;16

内容詳細

八月十六日、京都・五山の送り火の夜。興奮にざわめくホテルの屋上から、情事の相手が姿を消した。女が残していったスーツケースを手に、呆然と東京に戻った男を待っていたのは…鉄壁のアリバイ崩しに挑む本格推理「火と汐」。ほかに「証言の森」「種族同盟」(映像化作品「黒の奔流」原作)「山」の全四篇を収録。

【著者紹介】
松本清張 : 1909(明治42)年12月、福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)に生れる。53(昭和28)年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。56年、それまで勤めていた朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。63年「日本の黒い霧」などの業績により第6回日本ジャーナリスト会議賞受賞。67年第1回吉川英治文学賞受賞。70年第18回菊池寛賞、90年朝日賞受賞。92(平成4)年8月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いづむ さん

    松本清張のミステリーは時々無性に読みたくなる。彼が描く人間関係は原始的で普遍的で生々しくて、若干不快というか気持ち悪いのだけどそれがやみつきになる。本書は4つの短編集で、どれも最後まできっちり描かれることなく読者を放り出すスタイル。なのに満足度は高い。この湿度!これぞ人間!と脳が喜びます。

  • ランラン さん

    著者の本は数十冊読んでいるが、短編者もどれも面白くてすばらしい。

  • テンリュウ さん

    清張さんの作品は『ザ・昭和』だ。その時代の何気ない日常や習俗が自然と脳内にすり込まれてしまう。4編のどれも楽しませてくれるが、「証言の森」はこの時代でなければ及びもしない真相が隠されている。「火と汐」「種族同盟」はアリバイや犯行時間が妙味だ。ただ、「山」は展開が強引すぎる嫌いがある。

  • 999 さん

    なかなか面白かった。松本清張は初めて読んだが楽しめたと思う。種族同盟と表題の火と汐が好き?

  • 富士山 さん

    短編集。表題作は、南果歩と大杉漣が出演の2時間ドラマで見たことがあり、さらにそれで知ったホテルの屋上から五山の送り火を見ると言うツアーをこの夏に実践したところだ。送り火観賞は、ホテル屋上からがいいか、五山のどれか一つの至近からがいいか、だと思う。

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人物・団体紹介

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松本清張

1909‐1992。福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。’58年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯

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