考証要集 2 蔵出し NHK時代考証資料 文春文庫

大森洋平 (Book)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167911980
ISBN 10 : 4167911981
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
299p;16

内容詳細

歴史ファン、ドラマ好きの話題をさらった前著から5年、さらに積み重ねた「時代考証」の知識とポリシーを、NHK現役ディレクターが惜しげもなく大公開。ドラマの世界をしっかり作り上げれば、人物も物語も輝きだす。リアリティという命を吹き込む魔法が考証だ。本書を片手に観れば、大河ドラマも朝ドラも、面白さ無限大!

目次 : あ 江戸経済は「赤字知らず」だった?/ い 「いっちょまえの江戸っ子」なんていなかった?/ う 「よーい、ドン」はいつからか?/ え 「営業中」でも「商い中」でも、そんな札は江戸時代にはない。/ お おしんこ、と言うのは、下品だと。では、上品な言いかたは?/ か 唐獅子と狛犬、その違いとは?/ き 時代劇に「救世主」は出現可能か?/ く クワはツルハシの代りに使えぬ。/ け 「撃沈」「轟沈」似てるが違う。/ こ こだわりの味、なんて言い方は最近の流行り。もともとはいい意味の言葉ではない。〔ほか〕

【著者紹介】
大森洋平 : 昭和34年、東京都生まれ。東北大学文学部西洋史学科卒業。NHK入局後、古典芸能番組、教養番組部等を経て、平成11年より時代考証業務を担当。現在NHKドラマ番組部シニア・ディレクター。平成25年、長年まとめた職員向け資料を『考証要集 秘伝!NHK時代考証資料』として上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    「この時代にこんな言葉があるわけない」とか、わざわざクレームをつけたがる人がいるんですね。正しい歴史観を伝え、残すためにも、時代考証は必要なものです。そうでないと思わぬ誤解を後世に残すことになりかねない。早い話、幕末当時、時代考証がなかったために、芝居の赤穂浪士の服装に憧れて、そっくりな羽織を作ってしまった新撰組の例もあるし。前作も読み返したい。

  • saga さん

    NHK時代考証資料第2弾! 書店に並べられているのを見て即購入。ほぼ毎日、少しずつ楽しみながら読み進めた。前作同様に五十音順に事物を解説。それぞれの時代で注意すべきところが、まだまだ沢山ある。現代の道具立てで製作するドラマ等にリアリティを持たせるのは大変だな〜

  • nnpusnsn1945 さん

    前編同様考証の範囲が広い。考証の続きも書かれている。ちなみに、ビルマから生き残った中尉は、なんと緩詰修二氏だった。彼の戦記は何度も読み返したほど面白かったが、直接諸々の話を聞けたとは、大森氏がうらまやしくてたまらない。

  • ドナルド@灯れ松明の火 さん

    考証要集の続編。NHKの時代考証を支えている大森さんの力作前作よりユーモア溢れる説明・解釈で楽しく読み終えた。最近のNHKドラマでの台詞等にも触れていてより実感を感じられた。できればさらに続編が出ればいいなぁ。お薦め

  • タツ フカガワ さん

    5年前に出た目からウロコの時代考証本の第2弾(ちなみに「目からウロコが落ちる」は明治以降に翻訳された新約聖書からの一節で、江戸時代で使うのはNGとパート1で知った)。五十音順の目次は見るだけで楽しい。著者は長年NHKの時代考証業務に就いていた人で、クスッと笑ったりピリッと辛口もあったりの解説が面白い。ジャンケン、信楽焼のタヌキ、道場、二人三脚、白菜……江戸の時代小説(もしくは時代劇)で使ってはいけない物/言葉でした。

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