ラストライン 文春文庫

堂場瞬一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167911683
ISBN 10 : 416791168X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
追加情報
:
419p;16

内容詳細

定年まであと十年のベテラン刑事岩倉剛。五十歳の誕生日の目前、捜査一課より南大田署に配属となった直後に管内で独居老人が殺される。異動の先々で事件を呼ぶと言われる岩倉は、元交番勤務の後輩・伊東彩香と捜査に加わるが、さらに新聞記者の自殺が発覚。二つの出来事に関連はあるのか―。待望の新たな警察小説が誕生!

【著者紹介】
堂場瞬一 : 1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年に『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ さん

    おおおぉ、期待通りの面白さ。刑事モノって、主人公刑事が若めな印象だけど、このガンさんこと岩倉刑事はなんと50歳。定年まであと10年、故あってエリート警視庁捜査一課より所轄に異動してきた。行った先々で事件を呼ぶ彼、ここでも転任初日に殺人事件に出くわして、、、。流れもいい、キャラも立ってる。また追いかけたいシリーズが始動してしまった。ドラマ化するとしたらガンさんは誰が演じるべきだろうか。

  • starbro さん

    堂場 瞬一は、新作中心に読んでいる作家です。新シリーズが、イキナリ文庫ということで読みました。刑事岩倉と彩香のコンビは、魅力的ですが、今回の事件は、今一でした。次回作に期待です。

  • KAZOO さん

    堂場さんの最新刊です。文春文庫でのアナザーフェイスシリーズが一段落したので、新しいシリーズが始まりました。蒲田地区を中心として管轄する警察署での現場に新しく赴任した主人公と刑事はじめての若い女性によるコンビです。最初は一人住まいの老人が殺されてそれが新聞記者の自殺も絡み、むかしの事件が呼び起こされます。他のシリーズの刑事も出てきてサービスしてくれます。主人公の身の回りが結構これから面白そうな展開を期待させてくれます。

  • のり さん

    50歳で新天地に配属(希望)となった「岩倉」は早速事件の捜査にあたる事になる。相棒は新人教育を兼ねて交番上がりの「彩香」。殺人と自殺が相次ぐ中、何か引っ掛かりを感じる。関連性も踏まえて事にあたるが…過去の重大事件も絡みだす。それにしても岩倉の事件に対しての記憶力がハンパない。その為に協力を仰ぐ者もいる。岩倉にとっては災難だが。まだまだ彩香には岩倉の元で修行が必要だ。成長をみたいものだ。

  • じいじ さん

    これ、好いです、面白いです。堂場氏の警察モノ新シリーズです。主役は50歳ベテラン刑事の岩倉(通称:ガンさん)、相棒は笑顔より真顔が魅力的な伊東彩香。「行く先々で事件が起きる」の噂を自認する岩倉。一年なかった新天地でいきなり殺人事件が…。このシリーズは、まずもって岩倉刑事のキャラに新鮮味を感じます。大学教授の才媛妻・愛娘と別居中。署内に絶対マル秘の20歳年下の恋人が…。こんな出世より仕事のムシが、新米女刑事には優しく丁寧に実地指導するガンさんは微笑ましい。名コンビから目が離せません、第二弾が愉しみです。

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堂場瞬一

1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒。2000年、野球を題材にした『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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