プリンセス刑事 文春文庫

喜多喜久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167911560
ISBN 10 : 4167911566
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;16

内容詳細

女王統治下にある日本。現女王の姪で、王位継承権第五位の王女・白桜院日奈子が選んだ職業は、なんと刑事だった!?「ヴァンパイア」と呼ばれる殺人鬼による連続殺人事件の捜査本部に配属された日奈子と、彼女のパートナーに選ばれた若手刑事の芦原直斗は、果たして凶悪な犯人を逮捕することができるのか―?

【著者紹介】
喜多喜久 : 1979年、徳島県生れ。東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。2011年、第9回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞した『ラブ・ケミストリー』にてデビュー。「化学探偵Mr.キュリー」シリーズで人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    王位継承権第五位の王女がキャリアながらも現場で刑事として事件に挑む。エピローグもイイ感じで終われてよかったです。

  • ゆきちん さん

    代々、女王が統治する国日本で、現女王の姪で王位継承権第5位の日奈子様が国民のために?選んだ職業は刑事だった…表紙オチかと思ったら、わー、ホントにありそう!な世界で刑事するプリンセスが描かれている。事件は様々な方法で殺人を犯し遺体から血液を持ち去る連続殺人魔「バンパイア」この作家さんでプリンセスネタだけってと思ったら犯人を追い詰める過程やオチでやっぱり化学知識が出てきてなんかホッとした。犯人はお前だー、違う、お前だー、やっぱりお前だー!のパターンのヤツ。続編ありそう。プリンセスの兄とか脇役もいい感じだし!

  • 一華 さん

    奇しくも…?今上天皇の退位が来春に迫り、また、高円宮家の御息女の御結婚により…俄かに「女系天皇論」に注目され始めている今……いろんな思いを残した作品でした。根底に凶悪な事件があるのですが、とにかく、日奈子殿下と芦原刑事のコンビから目が離せない。設定としてはありえそうにもないが、こんなにまっすぐな姫さまなら…日本警察、イヤ日本国民の意識改革にひと肌脱いでくれそうですよね。その辺の役に立たない政治家よりもよっぽど役に立つ!ってもんです。今後にも期待!

  • よっち さん

    女王が国を統べる日本というパラレルワールドを舞台に、王位継承権を持つキャリアとして着任した王女・日奈子が新人刑事とコンビを組んで「ヴァンパイア」の連続殺人事件に挑む警察小説。最初は一般人としての感覚や刑事としての経験に乏しい日奈子とコンビを組むことになって振り回されていた所轄の若手刑事・直斗が、彼女の事件解決に対する強い意志に感化されて協力するようになってゆく展開で、日奈子の強い信念と彼女を応援する多くの人に支えられながらの事件解決でしたけど、このコンビが活躍する物語の続きをまた読んでみたいと思いました。

  • ハゲおやじ さん

    三連休に読了。好きな作家ではあるが、前回読んだ「推理は空から舞い降りる…」がイマイチだったので 今回も期待はしていなかった。そもそも、優秀な女性が主人公って 私には合わない(勝手なコンプレックスね)。しかし、設定が面白く ”そんな馬鹿な” の連続だけど 私には合っていた。犯人もコイツだろうと思っていたが、最後まで裏切られ?つつ進んだ。光紀とか間々田とか怪しい奴が多かったもんね。心理学って…と真に受けて考えちゃうところが、私は幼稚なんだけど、ラストは ホッと出来て良かった。次 どうしよう。

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人物・団体紹介

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喜多喜久

1979年、徳島県生まれ。東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。大手製薬会社の元研究員。第九回『このミステリーがすごい!』大賞にて優秀賞を受賞、2011年受賞作を加筆した『ラブ・ケミストリー』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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