メンチカツの丸かじり 文春文庫

東海林さだお

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167911263
ISBN 10 : 4167911264
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
追加情報
:
244p;16

内容詳細

コロモで囲まれ、油で揚げられ、団結を深めた肉たちのミッシリ感。あのサイズには、意地と面子がかかっていた! 今回も大満腹!

【著者紹介】
東海林さだお : 本名庄司禎雄。昭和12(1937)年東京生れ。早稲田大学露文科中退。45年第16回文藝春秋漫画賞、平成7年第11回講談社エッセイ賞受賞。9年漫画とエッセイ両分野の活躍により第45回菊池寛賞受賞。12年紫綬褒章受章。13年第30回日本漫画家協会賞大賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • s-kozy さん

    はいっ、安定のシリーズ、今回も楽しませてもらいました。「すき焼き、廃墟となる」「ボートに乗ったお魚」「昆布のような人なりき」「煮干たちよ」「ハンバーグの災難」「食べる前に見よ」などなどタイトルだけでも面白いではないか。あと何年楽しませてもらえるのか?まだまだ続けてもらいたいなぁ。そして、時折り生まれてくる「人間は転ぶ」のような傑作。もうたまりまへん。

  • 乱読亭AKIRA@晴釣雨読🎣 さん

    庶民的な食べ物を面白おかしく表現した食エッセイ。こんなに食べ物に探究心・好奇心を剥き出しにしている人はなかなかいないと思いました。どのお話も、言われてみればそうだな〜と思い、クスッと笑えるものばかりです。私の中のお気に入りの点は、メンチカツや豆腐、昆布茶など「庶民的」な食べ物だけを扱っているところです。高級料理の食エッセイは馴染みが薄いので、どうも苦手です。(^_^;)本作はシリーズ物のようなので、他の作品も読んでみようと思います。

  • シナモン さん

    購入本。図書館にもあるだろうけど、買わずにはいられない、手元に揃えておきたいお気に入りのシリーズ。東海林さん、今回も細かいところをよーく観察しておられます。そして文章が面白い。読んでてニヤニヤ、クスクスしちゃいます。個人的には「クッキーの苦しみ」「パンにバターというけれど」が好きです。一冊読んでお腹いっぱい。あー面白かった。ごちそうさまでした。

  • kousei さん

    長旅移動中に読了。日本食が恋しくなる、どこから読んでも名人芸。

  • 書の旅人 さん

    こんなに長く続いていても、安定した面白さ。「わはは」と大笑いすることはありませんが、つい「ニヤッ」となってしまいます。

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人物・団体紹介

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東海林さだお

1937年、東京都生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学第一文学部露文科中退。70年『タンマ君』『新漫画文学全集』で文藝春秋漫画賞、95年『ブタの丸かじり』で講談社エッセイ賞、97年菊池寛賞受賞。2000年紫綬褒章受章。01年『アサッテ君』で日本漫画家協会賞大賞受賞。11年旭日小綬章受章(本データ

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