Books

劉邦 四 文春文庫

Masamitsu Miyagitani

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167911164
ISBN 10 : 4167911167
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan

Content Description

秦軍を撃破しいち早く関中を征した劉邦だったが、項羽により漢の地に左遷され、そこから楚漢の最終決戦が始まる。大河小説完結篇。

【著者紹介】
宮城谷昌光 : 昭和20(1945)年、蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事、創作をはじめる。その後帰郷、ながい空白ののち「王家の風日」を完成。平成3年、「天空の舟」で新田次郎文学賞、「夏姫春秋」で直木賞、「重耳」で平成5年度芸術選奨文部大臣賞、「子産」で平成13年の吉川英治文学賞を受賞。平成16年に菊池寛賞を受賞、平成18年に紫綬褒章を受章。「劉邦」で平成27年度毎日芸術賞を受賞。平成28年に旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 三代目 びあだいまおう

    紀元前200年中国の壮大なストーリーが閉幕した。項羽と劉邦の物語には有名なエピソードが多数あり、最終巻にはそれが詰まって濃厚かつスピーディーな展開を一気読み。56万もの兵を有する劉邦軍が3万の項羽軍に大敗!大敗してからが真の姿、純粋の魅力。才無き劉邦を才ある周囲が支え、強すぎる項羽は支えさえ不要。周りを頼る劉邦、頼るは己のみの項羽。劉邦の強みは『信』、他方項羽の『不信』は弱みか。じわじわと迫る終結への予感がワクワクを醸成させながら垓下の戦いに。負けを知らぬ項羽の、強さゆえに気付けなかった弱さを憂う‼️🙇

  • KAZOO

    最後の巻ではやはり劉邦が天下を取るまでの経緯が描かれています。あまり好きではなかった主人公を「香乱記」を書いていた時に見直して書こうと思っていたようです。ただ司馬遷の記述は面白みに欠け、漢書でもって書いていったようです。項羽にもう少し焦点を当ててもいいのではないかと思われました。虞美人もあまり出番はなかったようです。

  • 優希

    鳴門の会で危機一髪逃れた劉邦。その後は戦いを繰り返していきます。幾度も窮地に立たされながらも項羽を追い詰めていくのが臨場感がありました。劉邦が成し遂げた楚漢争覇の物語に引き込まれました。司馬遼太郎さんの『項羽と劉邦』を読みたくなります。

  • 再び読書

    なにかいろいろな意味ですっきりしない読後感です。やはり、根本にあるのは、史実に忠実であろうとするあまり、人間ドラマが乏しく感じた。韓信の凄さは、あまり伝ってこなかった。項羽の四面楚歌に至る猜疑心が招いた敗因は描かれていたのが納得でした。高祖となった劉邦の人間的魅力が最後まで感じられなかったのが残念。呂后の後の復讐を知っていると少し怖くもなった。良くも悪くも教科書的な書物に感じられた読後感。

  • Haru

    1、2巻の面白さには及ばす。漢中を押さえてからは、ただの戦記っぽい感じで流し読みをしてしまった。劉邦の人の掌握の仕方、支配されたくない代わりに支配もしない。農人であった故の国の経営。そんなところが興味深く面白かったのだけれど。後半は周りの献策をただ気分で採用していたような書き方で、劉邦にも魅力がなくなってきた。神秘的に書かれていた呂雉との繋がりが薄くなっていく過程もなく、呂雉側からの気持ちも知りたかったし、敗戦が続く中での能吏の蕭何の奮闘も読みたかった。要するにとっても物足りない!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items