劉邦 3 文春文庫

宮城谷昌光

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167911157
ISBN 10 : 4167911159
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
追加情報
:
314p;16

内容詳細

秦軍を撃破しいち早く関中を征した劉邦だったが、項羽により漢の地に左遷され、そこから楚漢の最終決戦が始まる。大河小説完結篇。

【著者紹介】
宮城谷昌光 : 昭和20(1945)年、蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事、創作をはじめる。その後帰郷、ながい空白ののち「王家の風日」を完成。平成3年、「天空の舟」で新田次郎文学賞、「夏姫春秋」で直木賞、「重耳」で平成5年度芸術選奨文部大臣賞、「子産」で平成13年の吉川英治文学賞を受賞。平成16年に菊池寛賞を受賞、平成18年に紫綬褒章を受章。「劉邦」で平成27年度毎日芸術賞を受賞。平成28年に旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    第3巻目はいよいよ劉邦が力をつけて秦を屈服させます。また名門の出である項羽も出てきます。劉邦は自分の優秀な部下たちを集めて、その献策に則っていくのに対して、項羽は自分に自信があるのかすべて自己中心的な動きを見せます。どこかの会社の社長の在り方を見ているようです。最後は鴻門の会で終わっています。

  • Haru さん

    項羽が登場。劉邦と並び称される人物にしてはあまり魅力が感じられず。項梁の方が人物という感じです。これはこの物語がそう書かれているのか?落ち着いたらやはり司馬さんを読んでみなくては。楚側の動きも書かれるようになったからか、劉邦側の描写が簡潔になってきて、さみしい。創成期メンバーの動きとか、新しく加わった人の特徴とか、もっと詳しく書き込んで欲しいなぁ。

  • Tomoichi さん

    項梁が建てた楚王朝の傘下に入った劉邦は楚王の指示で漢中を目指す。項梁の死後、楚の主力を率いる項羽も漢中を西行するが既に劉邦が函谷関を閉じて待っていた。怒りを露わにする項羽が劉邦軍を攻撃する前夜、項伯は旧知の張良を救うため劉邦陣営を単騎で訪れる。項羽の怒りを知った劉邦は、項羽の本陣へ急ぐ。世に言う鴻門の会である。

  • ぶるーめん さん

    第3巻は関中征服、鴻門の会まで。項梁の指揮下での劉邦と項羽の協調が、項梁が没し関中を劉邦が征服したことで崩れていく。人を見極め登用し育てる劉邦と激烈かつ苛烈で、人を信じ育てられない項羽が対照的。これからいよいよ覇権を争うことになっていくが、あと1巻で話が終わるのだろうかと思いつつ、最終巻へ。

  • つちっち さん

    古代中国について物語ってほしい、読みたい。宮城谷昌光を読むキッカケだけど、この時代を描いた作家が他にあまりいないのが不思議。とてもドラマチックな時代なのに…項羽と劉邦、関中で再び相見えるまでを描いた第三巻。

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宮城谷昌光

1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。出版社勤務等を経て’91(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。’93年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞を、2000年、司馬遼太郎賞を、’01年、『子産』で吉川英治文学賞を、’04年、菊池寛賞を、’16

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