懲戒解雇 文春文庫

高杉良

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167910846
ISBN 10 : 4167910845
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
367p;16

内容詳細

大手繊維企業課長の森雄造は中堅の筆頭株だが、派閥抗争に巻き込まれ、不当に会社を追われそうに。サラリーマンの挫折と再起を描く。

【著者紹介】
高杉良 : 1939年東京生まれ。化学専門紙記者、編集長を経て、75年に「虚構の城」で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥 さん

    経営陣の不正を糾弾したら、逆に些細な不始末を理由に懲戒解雇を迫られたエリート課長。ずいぶんと酷い話だと思ったが、実際にとある中堅化学メーカーで70年代に起こった事件を元に書かれた小説とのこと。事実ベースだけに最後の手打ちは小説としてはすっきりはしない。だが落とし処としてはこれが現実的でベストなんだろうなぁ。モデルとなった方はその後出向先の財団でインドネシアのエネルギー開発に貢献して、勲章も授与されたとのこと。やはり一企業に留まっているような人材ではなかったのだ。★★★+

  • バイクやろうpart2 さん

    会社帰り、駅ナカの本屋さんで手に取りました。読みやすいストーリーながら、これはデコレーションし過ぎでは⁈と感じました。が、あとがきで、実は、実在する企業であり、モデルが居たこと知りビックリ‼︎ そして、原作は40年前に発行!で2度ビックリです。あらためて『企業は人なり』を感じる一冊です。

  • Shoji さん

    著者あとがきに1978年の作品と書かれていた。ちょうど40年前だ。労働者を取り巻く環境は今とは全く違っただろう。そもそも企業にコンプライアンスなる単語がなかった時代、もちろん終身雇用制、給料に「年齢給」があり会社に長く勤めることが美徳の時代、会社にたて突くなんて常識外の行動だったと思う。そんな時代に自身の誇りだけで理不尽極まりない会社と役員と戦った企業戦士のお話。読了後、ふと思った。40年前も今も企業は何も変わっていない。全ての会社員は単なる組織の歯車だ。そして悪人が出世して行く。

  • ぼっちゃん さん

    次期社長、常務の経営方針を批判したため、懲戒解雇を迫られるサラリーマンが会社を相手に闘いを挑む物語。実際にモデルがおられるようで、実際もあの程度の落とし所しかないのかもしれないが、池井戸潤さんの様にやられたら倍返しみたいの方が、読んで楽しいし、スカットするかな。

  • mattu さん

    組織内に大きな変化もないのだろう。組織は人でできているし、取引も最後は人なのだから…。

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高杉良

1939(昭和14)年、東京生れ。石油化学専門紙記者、編集長を経て、’76年『虚構の城』で作家デビュー。以来、経済界全般にわたって材を得て、綿密な取材に裏打ちされた問題作、話題作を次々に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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