江戸春画考 文春文庫

永井義男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167910747
ISBN 10 : 4167910748
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
288p;16

内容詳細

不倫、夜這い、のぞき、男色、獣姦…江戸びとの性を春画を通して解説。著者の若かりし日の体験談も妙におかしい、楽しい春画コラム。

【著者紹介】
永井義男 : 1949年、福岡県生まれ。東京外国語大学インド・パキスタン語学科卒。福武書店編集部、国際協力機構広報課を経てフリーとなり、1995年、「深川猟奇心中」で小説家としてデビュー。1997年、「算学奇人伝」で開高健賞を受賞。時代小説のほか、江戸時代に関する著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • すうさん さん

    春画は「芸術というよりむしろ猥褻なものだ」と言い切る著者の本。春画というカテゴリーは西洋には無いが、西洋でも有名な葛飾北斎や歌川国貞という絵師たちも春画を描いている。性器の描き方にも妙な男のプライドがあってにやけてしまう。とにかく秘めたる男女の営みに対する行動などは感情的だからそれほど変わらないはずなのに、時代や身分や相手によって驚くほど変化がある。男と女の情事だからこそ、微妙な心理や羞恥や計算が働く。絵の背景に書かれた言葉がそれらを解説してくれる。春画は美しく深いのだ。でも堂々と見てるのは恥ずかしいが。

  • みずえ さん

    文化としての春画についての本。面白いんだけど、電車の中で開くのは憚られる本でした。江戸の文化の一面が垣間見えて面白かった。

  • Hadsukichi さん

    Twitterで宣伝されててちょっと面白そうとなったので。春画から見る江戸の人々の暮らし、という感じで興味深く読了。また時代小説で出てきた「笑い絵」という言葉に疑問があったのだけれど、それも解消してくれました。

  • パトリック さん

    昭和の昔は春画の本は例の部分を消してあった(確かにそうだった)が、ある本の出版を境にそのまま掲載するようになったとか。詳しくは本書で。江戸文化を語る上で不当に春画を無視してはいけないよ。

  • 辻本 敏久 さん

    AVの世界より面白い。

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人物・団体紹介

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永井義男

1949年生まれ、97年に『算学奇人伝』で第六回開高健賞を受賞。本格的な作家活動に入る。江戸時代の庶民の生活や文化、春画や吉原、はては剣術まで豊富な歴史知識と独自の着想で人気を博し、時代小説にかぎらず、さまざまな分野で活躍中。著書は百冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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