桑港特急 文春文庫

山本一力

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167910655
ISBN 10 : 4167910659
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
624p;16

内容詳細

ジョン・マンと出会い、小笠原から米大陸に渡った兄弟。ゴールドラッシュに沸くアメリカ西部で一獲千金を夢見る男たちの戦いが勃発!

【著者紹介】
山本一力 : 1948年、高知県生まれ。都立世田谷工業高等学校電子科卒業。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連の商社勤務などを経て、97年「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で第126回直木賞を受賞。小説やエッセイの著書多数。2015年、それまでの功績により第50回長谷川伸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • sin さん

    群像劇と云うにしても、それぞれの出来事に繋がりが稀薄で散漫な感じがする上に、解説を挟み込むので物語の流れが途切れ勝ちな第一部が下拵えで、第二部のクライマックスのぬるい銀行襲撃に集約したのだとしても、あれだけ丁寧に造り上げて鎖国日本からアメリカ大陸に上陸させた兄弟の扱いが不充分に感じてならない。クライマックスでの活劇を期待していただけに、彼等がただ社会勉強をしただけでは物足りない。

  • James Hayashi さん

    地名、ジョン・万次郎、ジョン・サッターなど実名入りのフィクション。Coloma, CAでの砂金発見から黒潮沿海での捕鯨など組み合わせたもの。解説ではウェスタン小説といっているが、自分は時代小説のアメリカ版という感じで読んでいた。

  • hasami1025 さん

    ジョン万次郎に物語と勘違いして読んだが全然違ってた。極悪非道なギャング(?)への復讐劇。当時の生活とか文化を感じるのは楽しかったかな。小笠原育ちの丈二と子温の成長とか冒険譚がもっとあればなおよかった。

  • 次へ さん

    小笠原、上海、アメリカ西海岸と舞台が大きく広がった挙句のしょぼくれた西部劇で、何となく消化不良。600ページも読んだのに・・・。 たまたま急な出張のためサンフランシスコに向かう機内で読み終えたことは、個人的には記録しておきたい。

  • hiyu さん

    何だか西部劇に感じるものでもあるが、これは一体誰が主人公なのだろうか。それとも続きがあって、収束していくのか?

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人物・団体紹介

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山本一力

1948年高知県高知市生まれ。東京都立世田谷工業高校卒。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連の商社勤務等を経て、97年「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で第126回直木賞を受賞。12年、第1回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。15年、第50回長谷川

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