革命前夜 文春文庫

須賀しのぶ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167910310
ISBN 10 : 4167910314
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
480p;16

内容詳細

バブル期の日本を離れ、東ドイツに音楽留学したピアニストの眞山。個性溢れる才能たちの中、自分の音を求めてあがく眞山は、ある時、教会で啓示のようなバッハに出会う。演奏者は美貌のオルガン奏者。彼女は国家保安省の監視対象だった…。冷戦下のドイツを舞台に青年音楽家の成長を描く歴史エンターテイメント。大藪春彦賞受賞作!

【著者紹介】
須賀しのぶ : 上智大学文学部史学科卒業。1994年「惑星童話」でコバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞しデビュー。2010年『神の棘』が各種ミステリーランキングで上位にランクイン、高く評価される。2013年『芙蓉千里』でセンスオブジェンダー賞大賞受賞。2016年『革命前夜』で第18回大藪春彦賞を受賞。2017年『また、桜の国で』が第156回直木賞候補作に、また第4回高校生直木賞を受賞。高校野球を題材にした連作短編集『夏の祈りは』では、本の雑誌が選ぶ2017年度文庫ベストテン第1位、2017年オリジナル文庫大賞という二冠を達成した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    須賀しのぶは初読。なんともスリリングな小説。「時」と「場」の選び方が実に絶妙。物語は1989年1月7日、昭和天皇崩御の日に始まり、同年11月9日に幕を閉じる。主な舞台はベルリンでもなく、ライプツィヒでもなく、西側の情報がやや入りにくいドレスデンである。このセンスには、もう脱帽もの。登場人物たちはいずれも個性的(主人公をはじめ才能あふれる音楽家という設定がここで生きてくる)で、文体の持つスピード感も終始一貫して鈍ることがない。そして、音楽を表現するのも上手い。最後はミステリーの要素まで盛り込まれている。

  • アン子 さん

    2005年に再建された聖母教会しか知らないが、真っ白い真新しい煉瓦の所々に瓦礫の中にあった黒い煉瓦が混じっている。再建には10年以上かかり「世界最大のジグゾーパズル」と言われたらしい。その周りで毎年開かれるクリスマスマーケットには世界中から人々が集まり楽しむ光景を今当時を知る人達はどんな思いで見ているのだろう。 そして、当時のドレスデンにKGBとして駐在していたプーチンが屈辱の思いでロシアに戻り、今またウクライナで自由主義と対抗している現在世界の状況に複雑な思いになる。

  • まこみや さん

    芸術小説、成長小説、恋愛小説、政治小説、歴史小説、そしてスパイ小説‥‥、まるで複雑にカットされた宝石のように、読み進むにつれて新しい側面が輝く。須賀さんの作品は、高校野球の小説を何冊か読んだくらいだったので、巧みなスポーツ青春小説の描き手という認識しかなかった。不明を恥じる。とにかく須賀さんの守備範囲の広さに唸った。特に音楽を言葉で表現するその筆力に感心した。いやあ、素晴らしい。

  • あきら さん

    読み応えのある一冊でした。 音楽、歴史に翻弄されていく若者達をすごく面白く描いています。 読んだのはちょっと前なのですが、ストーリーをまだちゃんと覚えているので、それが面白かった証拠なのかな、と思います。

  • rico さん

    あのとき、本当は何が起こっていたのだろう。東西冷戦末期、若きピアニスト眞山が留学した東ドイツ。表面的には秩序を保ちつつも監視者や密告者が跋扈する中、解放を求めるエネルギーがマグマのように溜り爆発寸前といった様相。仲間との交流や葛藤、圧倒的な才能への嫉妬といった、音楽を志す若者たちの青春物語は、怒涛のような歴史の奔流に巻き込まれていく。その中で彼らは懸命にあがく。眞山は多分求める「自分の音」にたどりついたはず。ベルリンの壁崩壊の映像のバックに流れる「第九」が「革命前夜」と重なる。音楽は力だ。

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人物・団体紹介

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須賀しのぶ

上智大学文学部史学科卒業。1994年「惑星童話」でコバルト・ノベル大賞読者大賞受賞。以後コバルト文庫を中心に活躍。2016年『革命前夜』で大藪春彦賞、17年『また、桜の国で』で高校生直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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