女優で観るか、監督を追うか 本音を申せば 11 文春文庫

小林信彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167910044
ISBN 10 : 4167910047
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
272p;16

内容詳細

元日の朝、大瀧詠一の訃報を聞くことになった2014年。喪失感を抱えながらも、名作映画や新作を鑑賞し、アイドル女優の活躍に心を躍らせる。一方で、戦災の記憶をもつ著者は、日本の現状に強い危機感を表明する。過ぎし日々と、現在とを交錯させながら、時代の姿を浮かび上がらせる、週刊文春連載の名コラム。第17弾。

目次 : 美女と怪人/ 新年早々…/ 新宿エリアの映画館/ 犯罪と生と死/ 世にも楽しい「もらとりあむタマ子」/ “ベストテン”というもの/ 「大平原」への長い道/ 春遠からじ/ 津波てんでんこ/ 代々の「宮本武蔵」をめぐって〔ほか〕

【著者紹介】
小林信彦 : 昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文科卒業。翻訳雑誌編集長から作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨新人賞受賞。平成18(2006)年、「うらなり」で第54回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 浅香山三郎 さん

    2014年の『週刊文春』コラムを、昨年末に読む。時事的なネタもあるので、少し時間が経つてから近過去を辿る効用があり、直ぐに過去のことを忘れる私には有難い。大瀧詠一氏が亡くなつたのもこの年だつたのか。昔の映画の話(筋立て、俳優の良さ)が巧みなのは何時もの通りだが、いまのB型女優の作品をきちつと観ている小林センセイの若さに感心する。

  • marua さん

    オリンピックについては一貫して反対の姿勢で筆致にぶれはなく、今読むとまたいろいろ考えさせられる。あとはもう、映画史のアーカイブ。俳優の訃報が増える中、リアルタイムで観てきた人だけが書ける文章。書き残してくれることがありがたい。

  • ぱーぷる・ばんぶー さん

    週刊文春に連載されているコラムの2014年版。年初に大瀧詠一が亡くなったニュースがあり、その後も何度か大瀧氏のことが語られている。二人が親しかったのは意外であった。

  • Inzaghico さん

    ダイアン・キートンの自伝の部分では、キートンが愛した男性を挙げている。アル・パチーノ、ウディ・アレン、ウォーレン・ベイティ……(評判はともかく)才能ある男に惚れるんだね。そういう意味では、男を見る目があるのか。別れても、その男性が苦境に陥っていると、彼の映画に出演して助けてあげるというなかなかのいい女っぷりである。ウディ・アレンの『マンハッタン殺人ミステリー』がそうだった。小林曰く「彼女(=キートン)を大女優とは思わなかったが、アニー・ホール・ルックで七〇年代をかけ抜けたスターということはわかる」。正に。

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小林信彦

昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文科卒業。翻訳雑誌編集長から作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨新人賞受賞。平成18(2006)年、「うらなり」で第54回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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