鬼平犯科帳 決定版 19 文春文庫

池波正太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167909284
ISBN 10 : 4167909286
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
追加情報
:
384p;16

内容詳細

女密偵おまさは、万年橋から川面を見つめている女に気づく。以前、同じお頭の許で、「引き込み」をつとめた女賊のお元であった。(さて、どうしたらよいものか?)おまさは迷うが、平蔵は、密偵たちの複雑な心境を理解していた(「引き込み女」)。ほかに「霧の朝」「妙義の團右衛門」「おかね新五郎」「逃げた妻」「雪の果て」の全六篇を収録。

【著者紹介】
池波正太郎 : 大正12(1923)年、東京に生れる。昭和30(1955)年、東京都職員を退職し、作家活動に入る。新国劇の舞台で多くの戯曲を発表し、35年、第43回直木賞を「錯乱」によって受賞。52年、第11回吉川英治文学賞を「鬼平犯科帳」その他により受賞する。63年、第36回菊池寛賞受賞。平成2(1990)年5月3日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    この巻では6作が収められていて、密偵の一人が殺されてその犯人グループにも逃げられてしまう鬼平の失策が描かれています。その後その仇をとる話もあります。その他は女性が出てくる話が多く、「逃げた妻」「雪の果て」は続きものですが女と男のどうしようもない関係が綴られています。「引き込み女」も密偵おまさの昔の友人の話です。

  • 優希 さん

    安定した面白さがありますね。今回はロマンスありで切なかったです。

  • 金吾 さん

    ○やはり面白いです。似たようなパターンが多いですが、それがマンネリにならないのは時代物の力なのかもしれないと思います。「おかね新五郎」「引き込み女」が良かったです。

  • 金吾 さん

    ○鬼平は捕物以外も面白かったり、切なくなったりします。「逃げた妻」〜「雪の果て」は男の性に哀しくなってきます。

  • しーふぉ さん

    ハッピーエンドではないものも多かったけど、市井の人情噺で面白かった。

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人物・団体紹介

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池波正太郎

大正12年(1923年)東京・浅草に生まれる。昭和20年鳥取の美保航空基地で終戦を迎える。二十五歳の時、作家長谷川伸に師事し、脚本家になることを決意。三十七歳、「錯乱」で第四十三回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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