泥水のみのみ浮き沈み 勝新太郎対談集 文春文庫

勝新太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167908744
ISBN 10 : 4167908743
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;16

内容詳細

会って5分で大喧嘩になったハマコー以外すべてを収録した月刊「文藝春秋」連載の幻の対談集が復活!森繁久彌、三國連太郎、瀬戸内寂聴、ビートたけし、石原慎太郎…そして妻の玉緒まで、勝新ファミリーがオールキャストで総出演。パンツに入れた大麻の謎から億万長者の隠し子カミングアウトまで、勝新伝説てんこもり!

目次 : わが「パンツの中の真実」vs.白井佳夫/ だから我らは嫌われるvs.ビートたけし/ 女房替えるも芸のうちvs.三國連太郎/ 中村玉緒に浮気のすすめvs.瀬戸内寂聴/ 侠気についてvs.石原慎太郎/ 泥水飲み飲み浮き沈みvs.森繁久彌/ 信長と秀吉についてvs.津本陽/ 離婚を考えるヒマもないvs.中村玉緒

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yumiko さん

    裏表紙の「会って5分で大喧嘩になったハマコー以外すべてを収録」で即読み決定♪なぜ今頃新刊なのかは謎。 森繁久彌、三國連太郎、瀬戸内寂聴、石原慎太郎、ラストは奥様の玉緒さん、煌びやかな顔ぶれに目が眩む。 とにかく勝新さんが自由過ぎ!ホストなのに、先ず自分が言いたいことを喋っちゃう。正直半分以上何言ってるんだかよく分からなかった(薬の話は不快)。気になるとこだけつまみ食いでそれなりに楽しんでしまったけど。ベスト対談は玉緒さんかな。 それにしてもビートたけしが常識人に思えたなあ。昭和の映画人恐るべし。

  • ぐうぐう さん

    例の麻薬パンツ事件で有罪判決を受けたあとに「文藝春秋」で連載された対談をまとめた『泥水のみのみ浮き沈み』。いやはや、おもしろい! 勝新太郎が、生粋のエンターテイナーだということが嫌と言うほどわかる。とにかく、読者を楽しませようとする精神に溢れているのだ。勝が話す豪快なエピソードのおもしろさもあるにはあるが、対談相手によって、勝自身がキャラを変え、話題も変えているのがすごい。なんというサービス精神! そしてこの人は、骨の髄までとことん役者なのだということも痛感させられる。(つづく)

  • ばんだねいっぺい さん

    「ボウフラが人を刺すような蚊になるまでは、泥水飲み飲み浮き沈み」森繁さんと勝さんの軽妙なやりとりは、神がかり。勝さん以上にパワフルなんじゃないかと玉緒さんは思わせる。勝さん相手に恐縮しているたけしさんが、新鮮。

  • 緋莢 さん

    勝<おい、たけし。「勝新さんの復帰は喜劇しかない。」喜劇とか言ってたけど、どんな役でこの俺を使う気だったんだよ。>、三國<あなたが天分の持ち主だっていうことは、女房を替えないところが既に天分のしからしむるところではないかと思うのよ(笑)>、森繁<初めて一緒に出た時にね、この子いい子だな、こういう芝居の勘の強い子とは何回も一緒に出るだろう。じゃあ、こいつには手をつけないようにしようと、ちゃんと分けましたよ>三國連太郎、森繁久彌、瀬戸内寂聴、ビートたけし、中村玉緒ら濃ゆい面々との対談。

  • 0607xxx さん

    数々の大物たちとの対談。大麻事件の逮捕後にも関わらず、全く臆する事無く自由に喋るカツシン最高!どの対談も面白かったが、愛妻・中村玉緒との対談が関係性も含めて一番良かった。裏表紙に「会って5分で大喧嘩になったハマコー以外すべて収録」とあるが、ハマコーとの対談も読んでみたい。

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