実況・料理生物学 文春文庫

小倉明彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167908010
ISBN 10 : 4167908018
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
253p;16

内容詳細

「焼豚には前と後ろがある!?」「牛乳はなぜ白い?」…“知識の身体化”のためには、料理が一番!と、大阪大学の教授が、普段何気なく食べている物に対する疑問を科学的に説明するだけでなく、学生と一緒に料理をして学ぶ、実際にあった名物講義をもとにした、やさしく楽しい科学本。科学の入り口として、幅広い年齢層で楽しめる一冊。

目次 : 第0講 オリエンテーション「今年の顔触れはどうかな」/ 第1講 カレーライスの生物学「講義をはじめます」/ 第2講 ラーメンの生物学「今日のお昼は何を食べましたか」/ 第3講 ホットドッグの生物学「勉強もちゃんとしてちょうだいね」/ 第4講 お茶はいかがの生物学「今週はライトに、お茶にします」/ 第5講 焼肉の生物学「今週は約束通りヘビーに焼肉です」/ 第6講 ちょいと一杯の生物学「今日はこのあとコンパという諸君も多いでしょう」/ 第7講 食後のデザートの生物学「暑くなってきましたね」

【著者紹介】
小倉明彦 : 1951年東京生まれ。東京大学大学院卒。93年より大阪大学理学部教授に。大阪大学大学院生命機能研究科脳神経工学講座教授。理学博士。専門は神経生物学(記憶の成立機構についての細胞レベルの解析)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yumiko さん

    大好きなお料理関係の本!と思ったらさにあらず…料理は料理でも料理生物学。著者によれば、知識を頭の中にある情報のままではなく、きちんと自分のものにする、つまり「知識の身体化」のためには身近な料理が一番とのこと。なるほどねー、確かにね。コーヒーや紅茶を飲みながら水質を、ホルモンを食べながら動物の体の構造を、麺を打ちながらデンプンやたんぱく質について学ぶ。実際に目で見て、触れて、作り、食べる、こうした具体的な事例を取り入れた経験は、机上の学問以上にきっと頭に染み込むはず。こんな生物学の授業、受けてみたかった♪

  • chiseiok さん

    文春文庫の新刊棚から何気に手に取ったんだけれども、これはホントにラッキーな出会い。大阪大学の名物講義の書き起こしとのことで、対談…というかタイトル通りに実況中継形式の記述。めっちゃやさしくってとっても読みやすいのですが、一体何なの?この溢れ出す知識知見の洪水…。著者小倉昭彦さん本当は何者?神経生物学が専門の理学博士と紹介されてはいますが、その広く深く、そしてクドくない(ここ大事w)薀蓄はとんでもないレベル。ずーっと、へーはーひゃーふひょーうーんと唸りながらサクッと読了。いやぁ楽しめた、テッパンお薦め。

  • ジョニジョニ さん

    出汁をとるのは浸透圧を利用しているので、塩水でいくら煮詰めてもだしは出ない…。なるほど!と激しくうなずきました。美味しいもの、甘いもの、お酒…。どれも摂りすぎれば毒だし、ちょっとなら幸せ。科学的な知識があれば、抑制力になります。

  • たお さん

    食材や調理法にまつわる生物学と、その歴史的変遷までを、軽妙な語り口で伝える一冊。基礎的な知識がなくても、好奇心さえあれば、本文は楽しく読める。そして、注釈や各章の解説は専門的で面白い。是非、お薦めしたい一冊だ

  • Akito Yoshiue さん

    読みやすいのに内容は深い。おすすめです。

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