芥川賞物語 文春文庫

川口則弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167907808
ISBN 10 : 4167907801
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
追加情報
:
359p;16

内容詳細

賛辞も非難もすべて盛り上がりの血肉にしてきた恐るべき文学賞・芥川賞。1935年の創設から八十余年、第1回から第155回まで、受賞者、選考委員、候補者、マスコミが繰り広げてきた壮大なドラマを、著者独自の愛と棘ある視点で描き、“日本一有名”なこの賞の秘密を解き明かす。いちばん面白くて読みやすい芥川賞史を文庫化。

目次 : 第1章 誕生―“権威”を問われての船出 一九三五年〜一九四四年/ 第2章 変質―主導権が選考委員会から出版社へ 一九四五年〜一九五四年/ 第3章 乖離―単なる一新人賞を超えた過分な注目 一九五五年〜一九六八年/ 第4章 喧噪―話題性と批判の声、ともに拍車がかかる 一九六九年〜一九七九年/ 第5章 失速―若手作家に厳しく、授賞なし頻発 一九八〇年〜一九八七年/ 第6章 延命―圧倒的な知名度、他の賞を寄せつけず 一九八八年〜一九九九年/ 第7章 独走―結局、誰も止められないままに 二〇〇〇年〜二〇一二年/ 第8章 持続―外縁の熱気は冷めそうで冷めず 二〇一二年〜二〇一六年

【著者紹介】
川口則弘 : 直木賞研究家。1972年東京都生まれ。筑波大学比較文化学類卒。2000年よりホームページ「直木賞のすべて」を運営。2008年、そのなかにサブコンテンツ「芥川賞のすべて・のようなもの」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    3年前に読んだ直木賞物語に続いて、川口則弘2作目です。80年に渡る芥川賞のクロニクル興味深く読みました。歴史に「もしも」はありませんが、太宰治が芥川賞を受賞していたら、どうなっていたでしょうか?自殺していなかったかも知れません。松本清張が芥川賞を受賞しているのも意外だし、多分受賞作家の中で一番売れているのが社会派ミステリ作家の松本清張というのも皮肉ですネ(笑)これからも芥川賞作品は追い駆けて行きたいと思います。

  • 佐島楓 さん

    必要があって読む。書き続けていくことの困難を思った。

  • 緋莢 さん

    昭和9年、文藝春秋社の社主・菊池寛によって発案された芥川賞。しかし、最初は、どういう作家を候補に挙げ、どういうものに賞を贈るのか、手探り状態での出発だった。芥川賞を熱望する余り、川端康成を批判し、佐藤春夫にまで手紙を出した太宰治、『太陽の季節』、『限りなく透明に近いブルー』、『蹴りたい背中』、『蛇にピアス』のフィーバーなどなど、八十余年の歴史の中での受賞者、選考委員、候補者、マスコミが繰り広げてきたドラマを描く。

  • 阿部義彦 さん

    文春文庫新刊いささか駆け足ではあるものの第1回(35年上期、「蒼氓」)から第155回(16年上期、「コンビニ人間」)までの回に渡って、全回の選考委員、そして候補作を逐一記録しています。資料としても価値があります。私の父は毎月文藝春秋を買ってましたが、それを奪ってリアルタイムで読んだのが77回の2作(「僕って何?」「エーゲ海に捧ぐ」)でした。ある意味水と油の2作でした。それからはまあつかず離れず興味は持ってましたけど、文学賞メッタ斬りは本当に面白かったです。話題づくりと割り切ってアレコレ言うのが楽しいのだ!

  • まさむね さん

    元本(バジリコ刊)も読んだが、その後の受賞作、とくに『火花』『コンビニ人間』の大ブームまでを収録した、現時点での完全版。文春文庫から出たというだけでも5億点である。改めて流れを追うと、なんだかんだで文壇の話題の中心に常にある賞なのだということが分かる。特に話題になった回だけでなく、全ての回を網羅して候補作や選考委員の変遷にまで触れているのが、流れをまとめる意味でも意義深い功績だと思う。

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人物・団体紹介

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川口則弘

1972年、東京都生まれ。直木賞研究家。筑波大学比較文化学類卒業。昼間は会社員として働きながら、趣味である「直木賞」研究にコツコツと没頭。ついに2000年、直木賞非公式WEBサイト「直木賞のすべて」を運営。さらに趣味が高じて「文学ではなく、大好きな文学賞」の研究範囲が拡大。「芥川賞のすべて・のような

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