虹の家のアリス 文春文庫

加納朋子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167907136
ISBN 10 : 4167907135
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
追加情報
:
323p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みっぴー さん

    アリスの続編です。今回は探偵仁木さん一家の内情を詳しく知ることができてウハウハです(´∀`)人の身勝手さや偽善から生じる誤解、すれ違いを軸にしたほろ苦いストーリーが魅力。マイベストは、悩んだ末に『幻の家』。細かな伏線にいじらしい犯人の動機。集会って、盛り上がるのは初めだけですよね。分かります。『鏡の家』と『猫の家』は、他人から見れば軽い犯罪のようなことを、善意と思い込むちょっとアレな人の話。常識が通じない人にかける魔法があればいいのに。次のアリスが待ち遠しい!

  • 七色一味 さん

    読破。シリーズの第二弾。相変わらずの「アリス」愛溢れる作品ですが、前作とちょっと芯の硬さが違うかな、ほんわかふわふわなワタの中に硬質ゴムでできたトゲトゲボールが入っている、そんな印象を受けました。安梨沙の決意は報われるのか?まぁ、大抵は親の方が白旗上げるんだけどな。

  • 優希 さん

    面白かったです。謎が謎をよんだかと思えば、亜梨沙は更なる問題に直面すると決意したのが格好良かったです。自らの人生に一歩踏み出したのでしょうね。

  • ジンベエ親分 さん

    「螺旋階段のアリス」の続編。前作が「夫婦の話」が多かったのに対し、本作は「家族の話」。前作では順平の妻しか出てこなかったが、本作では成人した2人の子供も出てきて、それぞれ良い味を出している。ミステリーとしても「鏡の家のアリス」は一級品。絶対アレだと思ったのに〜(笑) そして前作もそうだったが、安梨沙が決意して一歩を踏み出すところで終わる。さらなる続編を期待したいところだけど、こんな「これから何かが始まる」という終わり方、案外良いね。また解説が素晴らしく「こういう文章を『解説』と呼ぶのだ」という名解説。

  • katsubek さん

    家族の物語。そうとらえるのが正解でしょうか。主人公の家族が掘り起こされるように明確な輪郭を現してきます。それが無理なく行われるのは、作者の筆力のお陰。十二分に楽しめました。一方のヒロインも、少しずつ人間としての「正体」を見せてくれます。アリスは現実の少女へと変貌してゆくというわけです。とてもいいコンビ。少なからぬ読者が、いつか、二人の新たな活躍を読んでみたいと感じていることと思います。もちろん、私もその一人です。

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人物・団体紹介

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加納朋子

1966年福岡県生まれ。文教大学女子短期大学部卒。92年『ななつのこ』で第三回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。95年「ガラスの麒麟」で第四十八回日本推理作家協会賞を、2008年『レインレイン・ボウ』で第一回京都水無月大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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