三人の大叔母と幽霊屋敷 文春文庫

堀川アサコ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167907006
ISBN 10 : 4167907003
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
373p;16

内容詳細

不思議なモノ、コトが生息するこよみ村。村長の娘・湯木奈央とボーイフレンドの溝江麒麟は今日も怪事件に首を突っ込む。こよみ村中学の女王・麗華の陥落、「予言暦」盗難事件、湯木家の天敵・三人の大叔母が村の古屋敷で暮し始めるお話。怖いけれど愛しい、そんな「予言村」の世界にようこそ。シリーズ第三弾。

【著者紹介】
堀川アサコ : 1964年、青森県生まれ。2006年、『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ハイランド さん

    予言村シリーズ第三弾。今回はエキセントリックな隣人や親戚が巻き起こすスラップスティックコメディといった雰囲気。確かにいるよねこんな人達。オカルティックな感じは最後の最後、ちょっとだけなので作者の持ち味があまり生かされていないような印象。たましくるや幻想郵便局シリーズのような雰囲気を味わいたい読者にとっては欲求不満。予言暦の秘密も明らかになっちゃったし、もう次どうするのと思いつつ、作者としてはこれだけ動いてくれる登場人物達の話だったら書き易いだろうとも思ってしまう。とりあえず明日発売の幻想温泉郷に期待する。

  • yamatoshiuruhashi さん

    予言村シリーズ第3巻。主人公の三人の大叔母をマクベスの魔女と著者自ら比較しているが、その魔女的な存在にしたくて当初から三姉妹にしていたのだろうと思う。予言暦の巫女の死、巫女自らが予言内容をノートに書き写しているものを多くの村人があの手この手で見ようとする。それを「運命のカンニング」と呼ぶのは成程と思う。表題作にして漸く作者お得意の不思議話になるが、このシリーズは着想の割に話が練られていなかったと感じる。

  • キラ@道北民 さん

    シリーズ第3弾。少しずつこよみ村の謎というか過去があかされていきます。解き明かす中心となる奈央が凄い!上級生にも村の大御所にも、大叔母さんにも躊躇いなく問い詰めたり、意見したり中学生とは思えない立ち回りです。お節介加減ももはやおばさんの域。麒麟くん、本当に奈央でいいのか?

  • モルク さん

    『幻想…』シリーズが好きだったので手に取ってみた一冊。読み出して、あらっ続き物だったのね。不思議のものが生息するこよみ村。村長の娘で中2の奈央とボーイフレンドの麒麟が怪事件に立ち向かう。中でも表題作が面白かったけど、個人的には幻想シリーズに比べて物足りない感じ。麒麟という名は書道で自分の名を書くとき真っ黒になって大変だろうな、なんてことが気になった。

  • 大阪魂 さん

    予言村3冊め。そっかあ、解説にあったけど、堀川さんの本ってほのぼの&怖いってことで「ほのこわ」なんやねー!この本もその「ほのこわ」しっかり堪能させてもろた!なかでも「幽霊屋敷」は呪いの?人形とかでてきて、ちょっとぞわ感あってよかった!でもなんちゅうてもこのシリーズ、奈央ちゃんがほんまええね!がんがんな行動力と名探偵ぶり、気分のわかりやすさもええなあって思う!こよ中のアイドル・麒麟くんとの仲、このままうまいこといってくれたらええなあ!あとバイパス道路とか予言書とかこれからどうなるんか含めて続き楽しみ!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品