てらさふ 文春文庫

朝倉かすみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167906764
ISBN 10 : 4167906767
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
追加情報
:
404p;16

内容詳細

北海道の小さな町で出会ったふたりの中学生は「ここではないどこか」に行くため、一緒に「仕事」をして有名になることにした!   


【著者紹介】
朝倉かすみ : 1960年、北海道生まれ。北海道武蔵女子短期大学卒業。2003年「コマドリさんのこと」で第37回北海道新聞文学賞、04年「肝、焼ける」で第72回小説現代新人賞、09年『田村はまだか』で第30回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    運命的に出会った「ニコ」と「弥子」。ここではないどこかへ行くために2人で有名になろうとするのが面白い試みだと思いました。女子の夢と現実、そして意識を鋭く描いているのに共感します。

  • 緋莢 さん

    北海道のある町で出会った中学生の「弥子」と「ニコ」の二人。「ここではないどこか」へ行く事を目指す二人は綿密な計画をたてる。読書感想文の全国コンクールで賞を貰った事で、次なる目標を作家デビューと芥川賞最年少受賞にする。だが、なかなか作品が上手く書けなくて・・・

  • Totchang さん

    見せびらかすという意味を持った「てらさふ」という題名。漢字は「衒さふ」なんですねぇ。最初に解説に目を通し佐村河内事件を思い出しました。有名になりたいという承認欲求の強い堂上弥子、絶えず強いリビドーに突き動かされそうになる鈴木笑顔瑠の二人の中学生が田舎町でコンビニなってストーリーが進みました。なんてこった、という世界を少女の姿を借りて巧みに描いた作品だと思いました。最後まで廃れない弥子の自尊心。楽しく読み終えました。

  • 鍵ちゃん さん

    北海道のある町で運命的に出会った中学生「ニコ亅と「弥子亅。ふたりはそれぞれ「ここではないどこか亅に行くため、共同で仕事をして有名になることにした。目指すは史上最年少の芥川賞受賞!周到かつ秘密の方法で作品は見事に候補となるが。女子の抱く夢と現実、そして自意識を鋭く描いた。早い時期にちらほらされたら、天狗になるか、ならないか大きな分かれ目だな。それから二人の少女達の運命が!

  • ユカリ さん

    二人で一人として有名人になることにした弥子とニコ。美しいニコは卵の白身、黄身となって計画を練るのは権謀術数に長けた弥子。だけど次第に綻びが…。これが中二病?少女期の自意識がイタイほど突き刺さるお話。周到に準備を重ねた計画に(クエストという言葉も出て来る)ゲームを見るようなワクワクを感じながら読み進め、そろそろヤバイよ〜とカタルシスをおっかなびっくり待つスリル。でもわりと平和的に終えた。もっと破壊的大炎上が起きるかと。ニコは案外普通の美少女に育ったし。弥子、あなたはほんもの!そのままつっ走れ!

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朝倉かすみ

1960年生まれ。2003年「コマドリさんのこと」で第37回北海道新聞文学賞、’04年「肝、焼ける」で第72回小説現代新人賞受賞。’09年に『田村はまだか』で第30回吉川英治文学新人賞を受賞。’17年、『満潮』で第30回山本周五郎賞候補、’19年、『平場の月』で第161回直木賞候補、第32回山本周五

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