歴史という武器 文春文庫

山内昌之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167906429
ISBN 10 : 4167906422
フォーマット
出版社
発行年月
2016年06月
日本
追加情報
:
334p;16

内容詳細

ビジネスパーソンこそ歴史的思考を身につけよ!社会人が歴史を学ぶことで、人間に深みと教養が加わり、仕事における経営力・企画力も豊かになるのだ。日本を代表する歴史学者が、歴史的思考の初歩から、日本政治の最前線、専門の中東情勢まで、歴史という武器を使って激動の世の中を分析する方法を、徹底的に伝授する一冊。

目次 : 第1章 競争、嫉妬、憎しみの宰相論“国内政局編”(安倍談話 歴史家からの提言/ 政治家と賄賂 ほか)/ 第2章 グローバル権謀術数の裏を読む“国際情勢編”(IS拡大を招いたオバマの外交失策/ 同時テロとガンディー ほか)/ 第3章 動乱と戦争から叡智を学ぶ“熾烈な歴史編”(明治人がアジアに託した思い/ 明治日本の「奇跡の勝利」は、世界に何をもたらしたか ほか)/ 第4章 「歴史という武器」から学ぶ(孔子、トゥキジデス、吉田松陰―危機を乗り切る「歴史的思考法」)

【著者紹介】
山内昌之 : 1947(昭和22)年、札幌生まれ。歴史学者。国際関係史とイスラーム地域研究で、発展途上国研究奨励賞、サントリー学芸賞、毎日出版文化賞(2回)、吉野作造賞、司馬遼太郎賞などを受賞。2006年、紫綬褒章を受ける。2012年まで東京大学大学院教授・中東地域研究センター長。現在、明治大学特任教授、東京大学名誉教授、三菱商事顧問、フジテレビジョン特任顧問。2015年より日本相撲協会横綱審議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    何年か前にハードカバーで読んだのですが、最近文庫でも出たので再読してみました。いつもの山内先生の者とは異なりやや簡潔にまとめられている気がしました。産経新聞連載のものをまとめたものですからそれでいいのでしょうが、やや内容が難しい感じはします。それぞれ1回分の記事をかなりの分量にして分解してくれるとまた面白い読み物になるのでしょう。

  • おさむ さん

    産経新聞や文藝春秋への寄稿をまとめたもの。短文と長文、日本と中東が混在していて読みづらい。この手の司馬遼太郎を模した、というか強い影響を受けた歴史本は数多くあり、とりたてて面白いとも言い難い。

  • うえ さん

    「アメリカを憎むあまりアルカーイダのテロに共感しがちだった一部のムスリムとアラブの市民たちも、自らの独裁者を追放しない限り、中東の社会的矛盾を解決できないという公理に目覚めたのである。アラブナショナリズムやイスラーム原理主義といった外向きの思想で内政の矛盾を糊塗する独裁者に市民が追随するか、せざるを得なかった現代アラブの歴史に終止符が打たれたということだ。この点こそ、2011年2月のチュニジアとエジプト以来続く中東政治変動の本質であり、911から十年を迎えた市民意識の大きな変容…「アラブの春」なのである」

  • すばる さん

    現代の問題を過去の出来事や先人の足跡から学んで考えることが、歴史という武器なのだ、ということを実践した書と私は捉えた。ローマ帝国が自壊したプロセスが現在の日本でも繰り返されるのか、時代は違ってもあまりにも似通った状況に驚く。

  • ペンギン伊予守 さん

    軽いエッセイ。

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人物・団体紹介

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山内昌之

1947年、札幌市生まれ。北海道大学大学院博士課程を中退、東京大学で学術博士を取得。現在、東京大学名誉教授、ムハンマド五世大学特別客員教授、武蔵野大学客員教授。また、富士通フューチャースタディーズ・センター(FSC)特別顧問、アサガミ顧問、KIZASHI顧問、横綱審議委員会委員長なども務める。専攻は

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