中国 詩心を旅する 文春文庫

細川護煕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167906221
ISBN 10 : 4167906228
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
追加情報
:
217p;16

内容詳細

「帰りなんいざ」―陶淵明の詩は、日々の生活に疲れた心に響く。子どもの頃から親しんできた漢詩の言葉に、自らの心情を託し、慰めを見出してきた著者が、杜甫、李白、王維はもちろん、王羲之や八大山人ほか書家・文人の名言名句の舞台を巡る、細川護煕流「中国歴史紀行集」。写真と書画もふんだんに、いざ時空を超える旅へ。

目次 : 孔子―逝く者は斯くの如きか、昼夜を舎かず‐北京市・故宮/ 老子―足るを知る者は富む‐河南省・霊宝市函谷関/ 『史記』―桃李言わざれども、下自ずから蹊を成す‐陝西省・興平市/ 『三国志』―星落つ秋風五丈原‐陝西省・宝鶏市五丈原/ 『三国志』―語るに言少なく、善く人に下り、喜怒を色に形わさず‐四川省・成都市武侯祠/ 曹丕―文章は経国の大業、不朽の盛事‐陝西省・西安市碑林博物館/ 王羲之―高爽にして常流に類せず‐浙江省・紹興市戒珠寺/ 陶淵明―帰りなんいざ‐江西省・九江県廬山/ 陶淵明―廬を結びて人境に在り‐江西省・九江県廬山/ 達磨―不識‐江蘇省・南京市石頭城〔ほか〕

【著者紹介】
細川護煕 : 1938年、東京生まれ。朝日新聞記者を経て、衆参議員、熊本県知事、日本新党代表、内閣総理大臣を歴任。政界引退後、神奈川県湯河原の自邸「不東庵」にて陶芸を始める。現在は作陶のほか、書、水墨、油絵、漆芸なども手がける。2012年より襖絵制作を始める。公益財団法人永青文庫理事長。東京藝術大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ひろし さん

    教えてもらった漢詩の本をいくつか読んでみて、どんな風景が広がっているのだろうと思っていたところ、たまたま本屋でこの本を見つけた。細川氏が48編の漢詩のゆかりの地を巡りながら詩の心を読み解いている。中国の国土の広大さ、漢詩が作られてからの時の長さ、そして変わることのない詩の素晴らしさを改めて感じた。

  • yuzi さん

    細川元総理による紀行エッセイのような漢詩の紹介本。48つの小話に分かれていて、其々に著者の読みやすい文章とその詩に所縁の土地で撮った写真、詩人の肖像と簡単な紹介文が載って見開き2ページ。さらさらと読めます。話しかけるような優しい文章には詩や詩人、そこで出会った人々や事象に対する想いが溢れている。いいなぁ。中国旅行したくなった。

  • Kuliyama さん

    細川氏が好きな漢詩の舞台へ行って、写真をと共に文章を書くという贅沢な一冊です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

細川護煕

1938年東京都生まれ。上智大学卒。1963年、朝日新聞社入社。記者を経て、1971年、参議院議員。1983年、熊本県知事。1992年、日本新党を結党、同年参議院議員として国政に復帰。翌年、衆議院議員、第79代内閣総理大臣となる。1998年、60歳で政界を引退後、作陶・書・水墨画・油絵・漆芸などを手

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品