江戸川乱歩傑作選 鏡 文春文庫

江戸川乱歩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167905514
ISBN 10 : 4167905515
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
426p;16

内容詳細

湊かなえの選ぶ「ミステリ作家」乱歩の相貌

謎めくパズラー「湖畔亭事件」「赤い部屋」「心理試験」他。ミステリ作家・乱歩に焦点を当てる乱歩没後50年記念アンソロジー。

【著者紹介】
江戸川乱歩 : 1894(明治27)年‐1965(昭和40)年。本名は平井太郎。1923(大正12)年『二銭銅貨』でデビュー。初代日本推理作家協会会長を務めるなど、日本探偵小説の第一人者として活躍した

湊かなえ : 広島県生まれ。2007年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。08年、同作を収録したデビュー作『告白』が刊行され、同年の「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門第1位に選出、09年第6回本屋大賞を受賞。12年、「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nobby さん

    文春文庫版傑作選3つのうち《鏡》。湊さんセレクトは本格推理ものを集めた中短編7篇。そのきっかけが未だに解けない「湖畔亭事件」最後の謎の公開調査依頼ってのが面白い(笑)既読の「石榴」「心理試験」「赤い部屋」でのラスト期待通りのひっくり返しは爽快!初読の「何者」が見取図とかワクワクさせられながらの真打ち登場にニヤリ!珍しくも真犯人は的中♬それでもやっぱり一番は「人間椅子」一度読めば絶対に忘れないであろう変態的思考は分かって読んでも迫り来る嫌悪にゾクゾクする...そして僕の周りに豪華な椅子がないことに安堵...

  • 優希 さん

    イヤミスの女王が選んだ乱歩作品なので、どれもいい意味で嫌な気分になります。猟奇的な作品もあれば、じわじわと沈み込んでいくような作品もある。面白かったです。

  • 橘 さん

    既読の作品が多かったですが楽しく読みました。「赤い部屋」「人間椅子」がやっぱり好き。わたしも、乱歩の長編で一番好きなのは「孤島の鬼」です。作家さんが選ぶ乱歩作品も興味深いです、他のシリーズも読みたいです。

  • ひろ さん

    鏡、という題だけれども、それにとらわれず乱歩のミステリとしての趣の強い作品を集めた印象。読者に語りかけながらじわじわと進んでいく展開はやはり唯一無二の面白さ。明智小五郎が登場したときの高揚は、まさに名探偵かくあるべきといったところ。未読の作品が多くどれも楽しめたが、「石榴」はその題の意味合いからして良い。

  • marumo さん

    未読既読半々くらい。イヤミスを始め最近のミステリに毒されてる身には長閑とも感じられる作品がチラホラ。特に警察の暢気さは微笑ましいほど。けれど、背徳と幻想に耽溺する者を味気ない現実の、白日の下に引きずり出して嘲笑ってみせるようないくつかの作品はさすが乱歩! 現代ならば自粛する「不適切な表現」も思い切りよし。書かなくなったからって、こういう小昏い感情が人からなくなったというわけではないのだよね。

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人物・団体紹介

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江戸川乱歩

1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌の編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。以降、探偵小説を次々と発表。怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。代表的なシリーズに、「怪人二十面相」「少年探偵団」など。1965年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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