お食辞解 文春文庫

金田一秀穂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167904555
ISBN 10 : 4167904551
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
追加情報
:
285p;16

内容詳細

人間にとってもっとも重要な生理的欲望は、食べることである!あんこ・駅弁・餅・焼き芋から、メンラー・残り物・末期の食事・我が家の味まで、食にまつわる言葉を集大成。金田一先生が徹底解剖してユニークな解説を加えた、面白くてひょっとしたらタメになる(?)“食語”エッセイ集。巻末に金田一家三兄弟座談会を収録。

目次 : あ行/ か行/ さ行/ た行/ な行/ は行/ ま行/ や行/ ら行/ わ行/ 特別収録 金田一家三兄弟座談会「祖父は京助、父は春彦」

【著者紹介】
金田一秀穂 : 1953年、東京生まれ。東京外国語大学大学院日本語学専攻修了。杏林大学外国語学部教授。祖父・京助、父・春彦に続き、日本語研究を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ホークス さん

    エッセイ的な食の言葉辞典。動物を食べる時、最も抵抗を感じるのは頭で、手、足と続くらしい。確かに豚足は良いが豚手は食べにくい。東のスイカと西のスゴカを比較して「関東と関西の対立は日本の伝統として、これからも永く残しておきたい」。誠に文化は貴重なものです。アメリカでバニラの発音ができず、他のアイスで我慢した事を話したら、なぜ指差さないかと指摘されてドキリ。これは如何にもオヤジが陥る独り相撲で、思わず赤面。巻末の金田一家三姉弟の対談が、祖父京助、父春彦始め一族の面白話満載で、これで一冊読みたい位。

  • マッピー さん

    食にまつわる国語辞典のようなエッセイ集。真面目なような、とぼけたような、時折ちょっとブラックな一面もあったりと、金田一先生はなかなかに愉快なお人柄である。そしてとても食いしん坊さんとみえる。日本語研究者という肩書からは想像できない、堅苦しさのない面白いエッセイはずーっと読み続けたくなるほどの中毒性がある。どのページを開いても、外れなしの愉快な本でした。

  • chiseiok さん

    前読作品があまりにもしんどかった(あ、面白さとはまた別)ので、とにかくラクチンに読めそうな…あ、食べ物ばなしなら誰が書こうが(ごめんなさい)自分の場合楽に読める!…てコトで、平松洋子さんの『ステーキを下町で』とチョイスに悩みつつ、未読著者のこちらを。食べ物関連のキーワードから広がる、時にユーモラス、時にするどく家族やら世相やらを語るふわっと上質のエッセイで、何となく穂村弘さんを彷彿とさせます。著者は、泣く子も黙る日本語マイスター金田一一族の末裔さんなんですね。とても楽しかったので、他の著作も読みます。

  • Tadashi Tanohata さん

    決して薀蓄を蓄えるために読んだわけではない。しかし、金田一秀穂先生の表現は、少しエロチックで、少し辛口で読んで心地よい。「あ」の「あさごはん」から始まり、「わ」の「わたなべのジュースのもと」で終わる食に関するエッセイ集だ。事実「薀蓄」は何一つ蓄えられていない。ではなぜ読んだのか。先生の「表現」にあやかりたいがためだが、猛省しきり、あしからず。

  • えみさん13 さん

    くすくす、楽しい読書でした。ちびちび進んでじっくり味わいました。ときどきフハッと笑うフレーズもあって、秀穂先生おもしろいなぁ。一時期メタボと診断され毎朝『ミューズリー(シリアルの一種)』を食べるようにして10キロ痩せたとのこと。【確かに見た目が悪い。おいしそうに見えない。家人たちはこれを見て、「父ちゃんの鶏のエサ」と呼ぶ。】フハッ!面白かった。憧れの女性からいただいた本。感謝。

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人物・団体紹介

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金田一秀穂

1953年、東京生まれ。上智大学文学部心理学科卒、東京外国語大学大学院修了。中国大連外語学院、米イェール大学、コロンビア大学などで日本語を教える。1994年、ハーバード大学客員研究員を経て、杏林大学名誉教授、山梨県立図書館の館長を務める。日本語学の権威である祖父・金田一京助氏、父・春彦氏に続く、日本

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