信長影絵 上 文春文庫

津本陽

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167904012
ISBN 10 : 4167904012
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
追加情報
:
312p;16

内容詳細

渇いた心が信長を天下統一へと駆り立てた。「下天は夢か」から四半世紀を経て、より深い人間解釈によって描かれる津本文学の集大成。

【著者紹介】
津本陽 : 昭和4(1929)年、和歌山市に生れる。東北大学法学部卒業。昭和53年『深重の海』により第79回直木賞受賞。平成7年『夢のまた夢』で第29回吉川英治文学賞を受賞。平成15年旭日小綬章を受章。平成17年第53回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ブラックジャケット さん

    著者のブレイクとなった「下天は夢か」から四半世紀後、新たな信長像に向って書き上げられた歴史小説。当時話題になった名古屋弁の会話は今回も踏襲、生き生きした群像が再度動き出す。信長という稀代の天才、あるいは理不尽な狂気をどう見るか、小説家の洞察は女性に向けられた。幼少期から 壮年期まで、生みの親土田御前から無視・無関心の心理的圧迫を大きく取り上げた。精神構造上の大きなトラウマが信長を規定した。この独創的な解釈に胸がざわめく。反面、三人の子を成した吉野の存在を称揚した。美濃攻めの不調は吉野の病気にあった。

  • 春風 さん

    津本陽氏、最後の信長伝。上巻は凡そ、金ヶ崎の退き口まで。独特の史伝風な作品のため、文庫版の読メでのレビュー数も未だゼロ、店頭でも新刊にも関わらず早々に平積み撤去という憂き目を見ている。信長好きな方には、無論オススメできるが、戦国史の知識があまり無い方には酷以外の何物でもない。内容は、信長の内面に深く切り込んだもので、土田御前と吉野がキーパーソン。この二人の存在が、信長の行動原理を形作っていったという解釈がベースとなっている。以後の信長の心理変化の描写が期待される。下巻へ。

  • m.m さん

    吉野とのからみは今までの信長の印象とは違い驚いたがこの信長のほうが好きだ!土田御前はヒドイヽ(≧Д≦)ノ

  • キアヌ安倍 さん

    久しぶりの尾張弁を話す信長。やはりいいなぁ〜

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

津本陽

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品