もういちど村上春樹にご用心 文春文庫

内田樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167902599
ISBN 10 : 4167902591
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
追加情報
:
328p;16

内容詳細

なぜ村上春樹文学には、朝ご飯を食べたりお掃除をしたりするシーンが頻繁に描かれるのだろう?司馬遼太郎の後継者としての村上春樹から、「正しいふるまい」のマニュアルのない世界で生きるヒントまで、村上文学の多彩な魅力を掘り下げた異色の一冊。「多崎つくる」論、「女のいない男たち」論を加えた文庫オリジナルバージョン。

目次 : 1 初心者のための村上春樹の「ここが読みどころ」/ 2 『1Q84』とエルサレム・スピーチを読む/ 3 村上春樹の世界性/ 特別対談 柴田元幸×内田樹『村上春樹はからだで読む』/ 4 翻訳家・村上春樹/ 5 うなぎと倍音/ 6 雪かきくん、世界を救う/ 文庫版特別付録

【著者紹介】
内田樹 : 1950年、東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部名誉教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。2007年、『私家版・ユダヤ文化論』で第6回小林秀雄賞を受賞。『日本辺境論』で新書大賞2010を受賞。2011年、第3回伊丹十三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 抹茶モナカ さん

    「ファンの視点から」という立ち位置での評論となっているけれど、そこは学者だから、読み込み方が深く、村上春樹さんの作品の読み方の一つとして、大きな示唆を与えてくれる。平明な文章なのも良い。村上春樹さんのファンのつもりでいたけれど、内田先生の熱い思いと取り組み方から考えると、僕なんてうんこみたいなものだ、と思った。ただ、「司馬遼太郎の後継者」というのは、どうもピンと来なかった。

  • ころこ さん

    タイトルから推測するに、村上を否定的に論じる本だと思っていましたが、同世代が評価している本で拍子抜けしました。走ることと書くことを等価にみたり、長い小説の長さに着目したり、翻訳作業を重要視していたりと、村上のエクリチュール(身体)と社会との違和感を論じており、恐らく著者も感じていると言いたげです。そこまでの批評性はありませんが、村上春樹を読む手掛かりにはなるかも知れません。これで著者の本は何冊か読みましたが、専門的な分野にどの様な意味があるのかを上手く表現するのが著者の持ち味だというのが分かってきました。

  • 佐島楓 さん

    村上春樹というひとの作品は言語化しづらい部分で読者と共鳴している、と前々から感じていた。一部、この本で謎が解けたような気がする(あくまでも、ような、ではあるものの)。

  • けぴ さん

    内田樹さんによる、熱い村上春樹論。P57 エルサレム賞の受賞スピーチ「高く堅牢な壁とそれにぶつかって砕ける卵の間で、私はどんな場合でも卵の側につきます。壁がどれほど正しくても、卵がどれほど間違っていても、私は卵の味方です」ちょうど、今話題の辺野古基地問題がぴったり当てはまりそうです。政府=壁、沖縄県民=卵。P172 村上春樹がほかの作家と違うところ。翻訳をやっていること。走ること。変な本を書くこと。この三つは、創作を活性化するために絶対に必要な活動なんだと思います。まさに!変な本、大好きです!

  • おじいやん featuring おじいちゃん( ̄+ー ̄) さん

    愛は盲目といいますが読中、読後にぬぐい難い違和感を無視することができませんでした。それは本の外から放たれた言葉に起因するものでしょう。なぜその本のあるがままを愛せないのでしょうか。本の外側から意味を加えられた本はもはや著者の本ではありません。人間が人として人である所以すなわち歪んだ業を本書に垣間見たとです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

内田樹

1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部名誉教授。『私家版・ユダヤ文化論』で第六回小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞2010を受賞。第三回伊丹十三賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド