教授のお仕事 文春文庫

吉村作治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167901646
ISBN 10 : 4167901641
フォーマット
出版社
発行年月
2014年08月
日本
追加情報
:
261p;16

内容詳細

日本のエジプト学の泰斗で、テレビでお馴染みの著者ですが、本業は大学の教授。そんな著者が初めて書いた“キャンパス情報小説”。21世紀、いまどきの大学内では、何が起きているのか。教授たち、学生たちの素顔。事務方の官僚っぷり。モンスターペアレンツの実態。派閥争いに走る先生たち。架空の大学を舞台にした実情とは!

【著者紹介】
吉村作治 : 1943年東京都生れ。早稲田大学名誉教授。エジプト考古学者。1966年当時早稲田大学生で、アジアで初めてのエジプト調査隊を恩師故川村喜一教授と計画し実行。その後カイロ大学に留学し、45年にわたって現地調査を行った。1987年にはクフ王のピラミッド南側から4550年前の太陽の船をハイテクで発見し、2011年には同船坑の蓋石を取り出し、現在船の部材を取りあげ復原に向けてプロジェクトを進行させている。この他に未盗掘墓を四墓発見したり、王家の谷アメンヘテプ三世王墓の修復をユネスコと共同プロジェクトとして実施中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かつお さん

    大学の教授は何をしているのか??ということがわかった。研究だけが仕事ではない、むしろ研究をできないくらい校務がたくさんある。職業としての大学教員を垣間見ることができたと思う。

  • ペペ さん

    教授の仕事の内容や学内の様子などが小説として面白く描かれていた。他の教授たちの確執や派閥に染まらないで行動する中教授の信念がかっこいいと思った。

  • さちこ さん

    エジプト考古学者の、中教授。後3か月いたら退職金を倍貰えたのに、友人の死を機に第2の人生を決意。65歳。学生から早稲田大学教授まっ長い月日を過ごし、職員、生徒との関わりを時代を背景に一匹狼の目で表現。楽しく読めました。カイロ大学に入り、遺跡発掘等マスコミにとりあげられ、後進育成を楽しみにしています。

  • きまたよ さん

    エジプト関連の考古学で有名な吉村先生の小説。都大学の中一教授が主人公で、大学内の様々な出来事を23編でおもしろく読ませてくれる。100%フィクションってことはなく、何割かは実体験が含まれているのでしょう。中に少し出てくる考古学や主教に関するうんちくはやはり専門家ですね。「あとがき」や解説も期待していたのだけれどそれはなしでちょっと残念。しかし、東京地区を想定しているのだろうけど、都大学、みやこ、というと近鉄都ホテルという連想になって京都が思い浮かんでしまいます。

  • コンクリ君 さん

    なかなか面白かったです。吉村先生の実体験も含まれているのでしょうか?先生はサービス業と言っても、教育がメインのはずなんですが……。志願者集めに四苦八苦している私大の先生はもっと大変なのでしょうか?

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人物・団体紹介

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吉村作治

1943年、東京生まれ。現職は、東日本国際大学学長・教授、早稲田大学名誉教授、工学博士(早大)。専門は、エジプト美術考古学、比較文明学。1966年、アジア初のエジプト調査隊を組織し、発掘調査を始めてから約半世紀にわたり調査・研究を続けている。電磁波探査レーダー、人工衛星の画像解析といった最先端の科学

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