女の背ぼね 文春文庫

佐藤愛子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167900571
ISBN 10 : 4167900572
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
221p;16

内容詳細

どうも女は目的を立てるとムキになる。ムキになると完璧さを求め、余裕をなくす。もしも私が男だったら「適当に賢く、適当に抜けていて、いざという時に気丈に頑張る妻」が理想である―男女の役割も人生の目的も曖昧なこの時代、女が人間的魅力を湛えて気持ち良く生きるための名言が満載!笑って元気になる爽快エッセイ集。

目次 : 1章 幸福についての“女の背ぼね”40〜70代―苦労は必ずしも不幸ではない/ 2章 私好みの“女の背ぼね”50〜70代―適当に賢く、適当にヌケている/ 3章 夫婦関係の“女の背ぼね”40〜60代―慢性の病気を克服していくように/ 4章 親としての“女の背ぼね”40〜60代―女と母は強くあれ/ 5章 男性に対する“女の背ぼね”50〜60代―これが男というもの/ 6章 老いを生きる“女の背ぼね”50〜70代―いつ死んでも未練はない

【著者紹介】
佐藤愛子 : 大正12年大阪生まれ。甲南高女卒業。戦後、「文芸首都」の同人となり、小説を書き始める。昭和44年「戦いすんで日が暮れて」で第61回直木賞を、昭和54年「幸福の絵」で第18回女流文学賞を受賞。父の作家・佐藤紅緑、異母兄のサトウハチローを始め、佐藤家の人々の凄絶な生の姿を描いた大河小説「血脈」の完成により、平成12年第48回菊池寛賞を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 湖都 さん

    何十年分のエッセイから少しずつ集めたもの。スタイルを誇っているのか?考えが古いのか?説教か?と思うものでも、佐藤愛子さんが書いたものだと思うとなぜか納得してありがたーく読んでしまう不思議。自ら怒りやすいと言いながらも、物事を達観している姿勢には憧れる。借金があっても幸せ、何もすることがなくてもしたくない仕事は受けない、言いたいことは言う。実行してみたいことばかりだ。

  • pinoka さん

    やっぱ愛子先生最高だわ〜。携帯貸してくれた人に説教かますとか、造花を「きれいだねぇ」と言った娘に怒りの演説ぶちかますとか(どっちも言われてる方はかなり可哀相)。「年を取って怒る気力も失せてきたけど、怒りの愛子と言われるからとりあえず怒る」って、カンニング竹山のキレ芸かと(笑)本当に、いついつまでもとこしえに、このテンションでいてほしいんだけどな。

  • ひさか さん

    2009年2月に海竜社から出たエッセイの文庫化。40代後半から70代はじめの34のエッセイ。6つのカテゴリにわけられた6章で構成。20年前から40年前の話ですが、変わらずに痛快です。何時書かれたものかがわからないのがとても残念です。

  • mick さん

    痛快毒舌、佐藤愛子のエッセイ。長期にわたる内容が集められているため、時代を感じさせるものもある。それだけ短い間に世の中の受け止め方、感じ方が変わったなと思う反面、相変わらず変わらないなあ(悪い意味で)と思うこともあり。出典が示されず、いつ書かれたかものかがわからない。出典は必要なのでは。

  • まる さん

    新作?と思ったら、旧作の寄せ集めだった。ただ「前書き」は新しく書かれたもので、今もお元気そうで良かった。中身も読んだことがあるものも多かったが、読んだことがないものもあってお得気分を味わえた。

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人物・団体紹介

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佐藤愛子

1923年、大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。1969年、『戦いすんで日が暮れて』(講談社)で直木賞、1979年、『幸福の絵』(新潮社)で女流文学賞、2000年、『血脈』(文藝春秋)の完成により菊池寛賞、2015年、『晩鐘』(文藝春秋)で紫式部文学賞を受賞。2017年、旭日小綬章を受章(本データはこの

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