跡を濁さず 家老列伝 文春文庫

中村彰彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167900359
ISBN 10 : 4167900351
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
追加情報
:
300p;16

内容詳細

その手際の見事さから、「福島家浪人あまたあれど、長く流浪せる者ひとりもあらず」と世に謳われた知る人ぞ知る名家老・福島丹波守治重をはじめ、傾きゆく主家を一身で支えた名将・立花道雪、困窮する斗南藩の立て直しに尽力した会津藩家老・山川浩など、新たな視座で六人の家老を描く傑作歴史小説短編集。

【著者紹介】
中村彰彦 : 1949年栃木県生まれ。東北大学文学部卒業後、出版社勤務を経て文筆活動に入る。87年、『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞を受賞。93年に『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で第111回直木賞、2005年に『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 巨峰 さん

    このタイトルなので名臣ばかりかとおもいきや、おもくそなんじゃこりゃ?と思うような悪臣がでてきて驚いた。ま、でも、彼も先代の藩主とは上手くやっていたわけで、名臣・悪臣も、君主とのかかわりあいで評価が決定づけられていくのかなあと。短編集のせいか踏込も浅く、時間つぶし暇つぶし以外の価値はあまりない読書でした。

  • 只三郎 さん

    戦国と幕末に活躍した家老を取り上げた短編集。 説明文が多く、物語としての臨場感は物足りなく感じたが、彼らの逸話自体は感心するものが多かった。 家老まで昇る者は、やはり凡人には無いものを持っているのだなと感じさせられた。

  • @yuc さん

    後藤象二郎と山川浩。もうちょっと戊辰戦争のことを勉強せねばならぬと感じる。戦国時代の武将の話はスルーしちゃった。

  • くらーく さん

    中村氏の作品では、二つの山河が良いなあ、と思っております。短編の名手じゃないかと。 本書で取り上げられた6人もなかなか興味深い人生を送っていますね。能力的には主君よりも高い人もいるのでは?なぜ、トップではなく補佐役(家老)だったのか。まあ、そういう時代だし、トップが良いとも限らないしね。

  • ちゃーりー さん

    6名の個性的な家老によるエピソード。タイトルは、福島正則の広島城を明け渡した、福島治重の巻による。あの武辺者、正則にどのように仕えたのか、大変興味を持ちました。また、その「賤ヶ岳の七本槍」の一槍、加藤嘉明の息子と、家臣 堀主水一積との騒動を取りあげた「主君、何するものぞ」を読むと、例えば前任者を非常に慕っていた部下をどのようにマネージメントすればよいか、そのヒントがあるようにも思えます。

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人物・団体紹介

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中村彰彦

1949年、栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部卒業後、文藝春秋に勤務。1987年に『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞を受賞。1991年より執筆活動に専念し、1993年に『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、1994年に『二つの山河』で第111回直木賞、2005年に『落花は枝に還

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