オープン・セサミ 文春文庫

久保寺健彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167846015
ISBN 10 : 4167846012
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
追加情報
:
312p 15cm(A6)

内容詳細

小学校教員として働き始めた陽介。生徒に舐められクラスをまとめられず悪戦苦闘するなか、起死回生の授業を行おうとするが…(「先生一年生」)。いい大人になったって、人生は初めてのことだらけ。そしてそこには新たな可能性だってあるかもしれない。そんな初めての体験に右往左往する男女をキュートに描く。

【著者紹介】
久保寺健彦 : 1969年、東京都生まれ。立教大学法学部卒業、早稲田大学大学院日本文学研究科修士課程中退。2007年『みなさん、さようなら』で第1回パピルス新人賞を受賞しデビュー。同年『すべての若き野郎ども』で第1回ドラマ原作大賞選考委員特別賞、『ブラック・ジャック・キッド』で第19回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、一躍注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaC さん

    新社会人20代男性、子育て中主夫30代男性、子育て母40代女性、中間管理職50代男性、熟年ハイカー60代女性、自由気まま70代男性、の日常を描いた作品集。意外と面白かった。

  • nins さん

    読みやすくて爽やかな6編からなる短編集。大人達の日常から、ありそうな人生の一コマを切り抜いたような話。20代の新米教師の授業、30代の親バカの行動、40代のシングルマザーの奮闘、50代のサラリーマンの付き合い、60代の主婦が始めた登山、70代のチンピラ大伯父オージ。どの年代も異なる場面場面でのはじめての経験。喜怒哀楽すべて目一杯応援したくなる。つながる人間関係。人の優しさ。大人になってまだまだ成長できる嬉しさ。読んでスッキリ。明日への一歩が明るくなりそう。

  • nonたん さん

    久保寺健彦を読むなら今だ!と煽られて読んでみた。初期の作品を読んでいない身としては、比較が出来ない。だが、比較することもない。日常、その年代での初めてのこと、地味だけど鮮やかだった。特に後半は自分の年代から上。うんうん…ほう…そうか。と来る。なるほど、これから面白くなりそうな作家さんだ。

  • エドワード さん

    最初の一歩がテーマの短編集。新米先生、ドキドキの4月。はじめてのおでかけ―心配でならないオヤジ殿。「彼氏彼氏の事情」は、カイシャってどこもこんな感じだね、というステレオタイプな風景を打ち破る、破天荒な展開にたまげる。六十過ぎて山歩きサークルに入った女性の空前絶後の体験「お母さん、クマに会ったよ。」誰も信じないけど、それでいいのだ!父の海外出張と母の出産が重なり、74歳のチンピラみたいなオジサンが家に来る。非日常な毎日にドキドキの兄弟、おいちょかぶに肝試し。ちょっと哀しい終幕。両方とも初めての体験だったね。

  • しろ さん

    ☆7 なんかいいなぁ。各年代を描いた短編集で、ひとつひとつ書きすぎない程度に――というか物足りなく続きが気になるところで終わらせているのがこころにくい。それだけ各話に魅力があるということ。教師一年目のひりひりとした焦燥感、不倫から抜け出す疾走、チンピラ爺のかっこよさ、どれもこれもエッジのきいた内容なんだけど、突飛というほどでもないのがちょうどよい。言い表しにくいけど、この著者は持っている気がする。

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久保寺健彦

1969年東京都生まれ。立教大学法学部卒業、早稲田大学大学院日本文学研究科修士課程中退。2007年、『すべての若き野郎ども』で第1回ドラマ原作大賞選考委員特別賞を、『みなさん、さようなら』で第1回パピルス新人賞を、『ブラック・ジャック・キッド』で第19回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞をそれぞれ受賞

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