六本木デッドヒート 文春文庫

牧村一人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167838331
ISBN 10 : 4167838338
フォーマット
出版社
発行年月
2012年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
392p;16

内容詳細

殺人を犯して服役、八年の刑期を終え出所した笙子。静かに暮らすつもりが、かつての恋人が起こした十億円強奪事件に巻き込まれて複数の組織に狙われるはめに。かかる火の粉を笙子は振り払えるのか?ハードボイルドの新しいヒロイン像が絶賛された第16回松本清張賞受賞作。

【著者紹介】
牧村一人 : 1967年千葉県生まれ。多摩美術大学卒業。2006年「俺と雌猫のレクイエム」で第45回オール讀物推理小説新人賞を受賞。09年『アダマースの饗宴』(『六本木デッドヒート』に改題)で第16回松本清張賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とも さん

    ★★★★これは面白い。キャラ、勢い、内容、ドンデン、言うことなし。主役は女性殺人犯だが、彼女が出所したところから始まる。この突拍子もないシチュエーションで彼女が様々な問題を起こすと思うや否や読み進めるに従い、彼女がまともに見えてくる。兎に角、読んでみるべし。

  • あ〜や★ さん

    殺人罪で8年の服役を終えた笙子が10億円の在処をめぐる暴力団絡みのゲームに巻き込まれていくミステリハードボイルド。 作品の世界に入り込めず、途中で読むのをやめようと何度も思いましたが、第16回松本清張賞受賞作らしいので頑張って読了しました。 暴力団同士の闘争とか全然興味ないし、登場人物の心情に寄り添うこともできなかったので時間を無駄にしてしまったかな。

  • rakim さん

    殺人の前科のある風俗嬢、暴力団の内部抗争、都会を舞台にした派手な銃撃アクション・・とスピード感ある展開で一気読みできてしまいます。まさにデッドヒート小説。

  • ブルーノ さん

    初読みの作家さん。10億円をめぐる男たちの争いに巻き込まれ、しぶしぶながらも関わっていく笙子さんのキャラクターに惚れた。まさに、ハードボイルドという言葉がピッタリでカッコ良かった。また、笙子さんと雨宮やリサの会話もユーモアがあって面白かった。登場人物が多い分、もう少し説明が欲しかったかなと思う場面もあったけど、ストーリーの展開が面白いのでどんどん読み進められた。そして、なるほどそう来たかというラストも爽快だった。また読みたいと思った。

  • しんた さん

    ハードボイルド&ITバブル経済モノ作品。ストーリーはよく練られているが、情景描写が分かりづらいので読み直しがしばしば必要だった。加治からの電話、読み直したけど見つからなかったが伏線回収じゃなかったのかな

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