月を鏡に 樽屋三四郎言上帳 文春文庫

井川香四郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167807047
ISBN 10 : 4167807041
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
追加情報
:
16cm,295p

内容詳細

借金を返せない武士が連れて行かれたのは寺子屋。「子どもたちを教えろ」という貸主の裏には幾重もの計画が蠢いて―町年寄・樽屋には今日も、江戸中から庶民同士の揉め事が持ち込まれる。若き当主・三四郎は『人は善なるもの』と信じて行動するが…。闇の町人組織・百眼と三四郎が江戸を守る!ますます熱いシリーズ第四弾。

【著者紹介】
井川香四郎 : 1957年、愛媛県生まれ。中央大学卒業。時代小説作家、脚本家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 蕭白 さん

    シリーズ4作目。最初は柴田ゆうさんのカバーイラストに惹かれて購入しましたが、最近は話の内容も気に入っています。滅茶苦茶目新しいというわけではないけど、表題作のようにしんみりさせてくれるお話など、私の好みにはピッタリです。次の作品も楽しみに待ちたいです。

  • ゆ〜や さん

    こんなに感じの悪い大岡越前はあまり見ないなぁ。まあ、それはともかく一番初めの話の勘助。大人になってから、子供の時きちんと勉強しておけば良かったなぁと思う事が多々ある。その勉強しなおす機会に恵まれた、勘助が少しうらやましい。

  • Anna Shibata さん

    たぶん、情け容赦なく十把一絡げに犯罪者をバサバサ斬って、ハイ解決、という形の時代小説が嫌いな作者さんなんだろうなと思った。私もそういうのは嫌いだし、悪人にも事情があり、教育で改心することもあるという主張には同意。 が、ストーリーは…。三四郎が、主張はするけど、結局親の七光りで色んな人に助けてもらっている感じに見える。これ、左内さんを主人公にしたほうが盛り上がるんじゃないかなぁと思った。

  • ぽて さん

    シリーズ4作目【借金を返せない武士が連れて行かれたのは寺子屋。「子どもたちを教えろ」という裏には幾重もの計画が蠢いて・・・。『五分の神』ほか表題作の『月を鏡に』,『赤縄の契』,『阿弥陀の光』収録】 大岡越前を江戸の安寧秩序を願っているが、町民のためではなくお上寄りの人物として描いている。逆に青臭いと言われながらも町年寄は町民のための存在と有言実行している三四郎。設定も個々の登場人物も悪くない・・・にも関わらず、時代物・人情もの好きとして心が動かされないのは何が足りないのかなぁ。緩急?

  • だいしょう@SR推進委員会 さん

    人の「善の芽」を生かすために、「百眼」を役立てようと考える町年寄樽屋の主三四郎。その青臭さに辟易となりそうなところが、大岡越前を全く対角の考えに持ってきたことで、俄然話が面白くなってきました。「どうしようもない悪ならば、始末も厭わない」という大岡さま。あまり悪い書かれかたをしない人物だけに、新鮮な感じがして、この後の展開に興味が出てきます。三四郎と悪役たちの相容れないやりとりは、三四郎の考えの難しさを感じる。ご都合主義な部分もあるけれど、三四郎がどこまで自分の主張を貫いていけるのか、一興です。

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人物・団体紹介

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井川香四郎

1957年、愛媛県生まれ。中央大学卒業。柴山隆司の筆名で書いた時代小説『露の五郎兵衛』で、小説CLUB新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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