心残り 養生所見廻り同心神代新吾事件覚 文春文庫

藤井邦夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167805036
ISBN 10 : 4167805030
フォーマット
出版社
発行年月
2011年03月
日本
追加情報
:
16cm,308p

内容詳細

湯島天神男坂下で酒を飲んでいた新吾と浅吉は、突然、男の断末魔の悲鳴を聞く。そこから立ち去ったのは、「今、取り掛かっている仕事がありまして」と、重い労咳と知りながら、養生所に入室しようとしない新吾の知る浪人だった。息子と妻を愛する男の悲しき“心残り”とは?書き下ろし時代小説、神代新吾事件覚シリーズ第三弾。

【著者紹介】
藤井邦夫 : 1946年北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」で脚本家デビュー。以後、刑事ドラマ、時代劇を中心に、監督、脚本家として400本以上の作品を手がける。主な脚本作品として「水戸黄門」「子連れ狼」などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 真理そら さん

    結局このシリーズを読み続けてしまいそうだ。養生所舞台の話は好き。カミソリ浅吉はいったい何者?「心残り」あとに残す家族のために父は手を汚す。賢い小一郎がいい、このテの子役には弱い「赤い桜」両親の業を背負って残された息子は精進しないとね。「曲り角」唯一明るい話だが、半兵衛と風間の力関係によっては微妙なことになったかも。「残り火」おゆきの気持ちも佐助の気持ちも分かるけど、命を粗末にしてはいけないという気がしないでもない。

  • なつき さん

    どの話も遣り切れなさが残る、確かに表題どおりの巻でした。その中で江戸の外から妻を背負ってやってきた若夫婦にほっこり。浅吉の住まいを知らないと愕然とする新吾と、聞かれてもはぐらかす浅吉。なんだろうこの微笑ましい男たちは(笑)きっと伝六さんちで飲みながら聞き出そうとして、結局有耶無耶になってるに違いない。

  • nyaboko さん

    若手養生所同心頑張る第三巻。今回は四話のうち三話が終り方がちょっと悲しい。もうちょっとなんとかならなかったのか、あと一歩でなんとかなったのにという話ばかり。その辺りが若手ならではか。……かなり半兵衛がウザい。新吾の話が読みたいのであって、半兵衛の話が読みたいわけではないのに、やたらデバる。早く新吉の周囲を固める脇キャラがもっと出てきて欲しい。

  • M2 さん

    刊行ペースが速い分どの話も何となく薄い気がするけどおなじみの面々の活躍が見られるのはやっぱり嬉しい。ああ、でも今回は鶴二郎の出番はなかったんだよね、残念。新吾は浅吉の住処を知ることができたのか、気になります。

  • Suzu さん

    療養所見廻り同心神代新吾シリーズ第3弾。ここにきて、浅吉は本当に信用して大丈夫なのか?と思った。

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藤井邦夫

1946年北海道生まれ。テレビドラマの脚本家、監督として活躍後、時代小説家としてデビューし、一躍人気作家となる。その巧みなストーリーには定評があり、多くの読者を魅了している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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