鬼蟻村マジック 文春文庫

二階堂黎人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167801953
ISBN 10 : 4167801957
フォーマット
出版社
発行年月
2012年06月
日本
追加情報
:
410p 15cm(A6)

内容詳細

会社の先輩・臼田竹美に、実家で婚約者のふりをしてほしいと頼まれた水乃サトルは、長野県の北端にある寒村・鬼蟻村を訪れ、連続殺人事件に巻き込まれる。村に残る鬼伝説と昭和13年に起きた不可思議な密室からの犯人消失事件の謎も含め、すべての真相を明らかにすべく、サトルの頭脳はフル回転を始める。

【著者紹介】
二階堂黎人 : 1959年、東京都生まれ。中央大学理工学部卒業。90年に『吸血の家』が第1回鮎川哲也賞で佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    水乃サトル(社会人編)シリーズその5。馬田や美並さん登場せず、動機もチョット・・・。

  • ホームズ さん

    美並さんが登場しないので雰囲気が少し違う。美並さんが作者の当初の予定にならなくて良かった。物語としては全体的に微妙な感じ。どうしても過去の殺人の部分がその状態で人を斬れるのかが疑問・・・・。結末も少し物足りない感じでしたね。シリーズとしては好きなんですけどもう少しかな〜。

  • 生田目 房一郎 さん

     おにありむらの由来は長野の黒姫山と妙高山に挟まれた鬼有里<きあさ>で開かれる祭、鬼蟻祭<きぎさい>で御輿を担ぐ蟻者<ありもん>と入れ替わった謂れがある。タイトル買いして、1ページ目から独自の伝承にがっちり掴まれる。上鬼頭加世子と国也の朝食に毒が盛られ、鬼神<おにがみ>様の祟りやもしれぬ発端に水乃サトルが挑む。昭和13年には鬼が軍人を切りつけ消失する騒ぎも。三姉妹に加世子、美佳子、佐江子、二階堂による犬神家の一族はただの模倣ではない。見え透いた手も使った盛りだくさん小説。鬼と蟻、ピンときたら読むしかない。

  • ひで さん

    横溝さんが好きなのですね。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘) さん

    水乃サトル(社会人)シリーズ、第五作目。舞台は新潟県境に近い長野県にある架空の村。”犬神家の一族”と”獄門島”と”悪魔の手毬唄”を足して三で割ったような香りが漂うお話。もう、横溝正史氏の作品読み返したくなっちゃいます(≧▽≦)!サトルが会話で口にする”鯉沼家の悲劇”は未読なので、こちらは近日中に絶対読もうと決心しました!村人の口調がなかなか長野の方言らしくて良かったです。動機は……、まあ、横溝氏風の力技(笑)。サトルの迷探偵振りと村の雰囲気が凄く楽しめたお話でした。

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人物・団体紹介

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二階堂黎人

1959年7月19日、東京都生まれ。中央大学理工学部卒業。在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長を務める。1990年に第一回鮎川哲也賞で「吸血の家」が佳作入選。92年に書下ろし長編『地獄の奇術師』を講談社より上梓し、作家デビューを果たす。江戸川乱歩やJ・D・カー、横溝正史の作品を現代に再現したような作

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