泣き虫弱虫諸葛孔明 第2部 文春文庫

酒見賢一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167801229
ISBN 10 : 4167801221
フォーマット
出版社
発行年月
2011年02月
日本
追加情報
:
16cm,565p

内容詳細

三顧の礼を受け、とうとう劉備軍団入りした孔明。涙枯れ果てるまで泣き尽くす漢・劉備や、刀ひとふりで数十個の首を落とす殺人マシーン張飛、ひたすら義に殉ずる頑固一徹の関羽らとともに、曹操との死闘が始まって―。ますます快調の酒見版「三国志」第弐部は孔明出廬後から長坂坡の戦いまでが描かれます。

【著者紹介】
酒見賢一 : 福岡県生れ。愛知大学卒業。平成元年『後宮小説』で第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。平成4年には『墨攻』他で中島敦記念賞を、平成12年には『周公旦』で第19回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    私は三国志についてはかなりの本を読んでいます。コミックも2作者、宮城谷、北方、吉川とさまざまな三国志を読んできましたが、この三国志は本当に変わっています。お笑いのような感じの部分が多く、最近の傾向を取り入れているのでしょうか?読んでいて他の三国志とはまるっきり別物という気がしました。諸葛孔明も今回はあまり出てはこないのですが、登場人物のキャラクターが本当に変わっていますね。従来のイメージをぶち壊した感じです。

  • アイゼナハ@灯れ松明の火 さん

    あーあ、今回も大笑いしてしまった。抱腹絶倒の酒見版諸葛孔明演義第2弾は、孔明の劉備軍団入りから長坂坡の戦いまで。あまりにも劉備軍団の書かれぶりが凄すぎて、放火魔の孔明が不思議にマトモに見えてしまう・・・ハッ、これも孔明マジック?蜀漢ファンの方にオススメするには大変勇気の要る内容になっております(汗)広島ヤクザ風の会話を交す孫呉のメンバーも楽しい(呉だけに!?)魯粛はいいけど周瑜も広島弁なのかしら・・・少し複雑かも。次は孫呉の会堂の話になってくれるのかなぁ。続きをもの凄〜く楽しみにしてます!

  • どぶねずみ さん

    全5巻のうちの2巻で『三国志』でいうと「赤壁の戦い」の前で終わったので、内容がほぼ『三国志』だな。横山漫画で読んだ内容より、より詳しく、漫画で感じていた違和感の理由が判明したりする。そういった意味では何か漫画でも小説でも『三国志』を読んでいた方が一層面白く感じるだろう。戦国の時代にどんな非常なことが起こってもおかしくないが、常に落ち着いて正しい判断を下せる孔明が本当にスゴいと思う。孔明のインテリ夫妻というのは、常にお互いが役に立つ存在で縛り付けあわない、そういう関係ってとっても羨ましいな。

  • hanchyan@飄々  さん

    ああもう面白いおもしろいオモシロイ!劉備が流竜馬なら関羽はバイオレンスジャック。そして張飛は魔獣と化した来留間慎一だ!あるいはノスフェラトゥのゾッドか(笑)これだけゲッター値が臨界点に近い物語なのにもかかわらず、だがしかし孔明はやっぱりパタリロだぞ1〜2巻の頃の(笑)。とまあ、自分の接してきたキャラが読んでて脳内に沸きまくるのは講釈師の巧みな口上(地の文)のせいだろう。ことほど左様に古今のサブカル作品が比喩として引き合いに出されて枚挙に暇が無く、自分の(ときには死蔵されていた)エンタメ経験が刺激される!

  • てふてふこ さん

    再読。酒見氏流三国志講談第弐部。「伝説を作れ!」。長坂坡の激闘にて、劉備軍団がパワーアップ。陳寿や裴松之、はたまた黒い勢力に突っ込む酒見さん。同感しつつ笑って、大満足です。続きが楽しみ。

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酒見賢一

福岡県生まれ。愛知大学卒業。1989(平成元)年「後宮小説」で第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。92年「墨攻」他で中島敦記念賞を、2000年「周公旦」で、新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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