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黒い悪魔 文春文庫

Kenichi Sato

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167773892
ISBN 10 : 4167773899
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2010
Japan

Content Description

カリブ海に浮かぶフランス植民地の白人農場主と黒人女奴隷との間に生まれたトマ・アレクサンドルは、父の祖国で軍人となり、勇猛果敢な戦いぶりで皇帝ナポレオンすら一目置く将軍にまで登りつめた。文豪アレクサンドル・デュマの父親の破天荒な人生。フランス近代史を彩るデュマ家三代の歴史、ここに開幕。

【著者紹介】
佐藤賢一 : 1968年山形県鶴岡市生まれ。山形大学教育学部卒業後、東北大学大学院文学研究科で西洋史学を専攻。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞、99年『王妃の離婚』で第121回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • mapion

    フランスの大文豪『三銃士』の作者アレクサンドル・デュマ・ペールの父、竜騎兵トマ=アレクサンドル・デュマの物語。植民地の黒人女奴隷と貴族の間に生まれ、褐色の肌で二枚目で背が高くて腕っぷしがめっぽう強い。フランス革命とナポレオン戦争で武功をたて、有色人種初の将軍となる。史実に作者がたっぷりと肉付けし、佐藤賢一版トマ=アレクサンドル・デュマの人生を観せてくれます。ナポレオンからは疎まれたトマでしたが、作者版ナポレオンを観れたのも大きなおまけ。次作『褐色の文豪』のトマの息子大デュマは、幼い姿でちょっとだけ出演。

  • NAO

    【2021年色に繋がる本読書会】文豪アレクサンドル・デュマの父の生涯を描いた物語。伯爵家の子として育てられても、ハンサムで長身・偉丈夫だとはいえ、黒人奴隷の母親を持ち肌が黒いというだけでさまざまな差別を受けた。彼は、フランス革命が人民の平等を目指したことに誰より感銘を受けた。これで自分も差別されなくなると信じたが、実際にはそんなに甘くなかった。誰より差別に苦しみ、自由を求めて戦ったデュマは自軍からも敵軍からも「黒い悪魔」として恐れられたが、実際に昇進したのは、小男のナポレオン・ボナパルトだった。⇒

  • 夜間飛行

    カリブ生まれの混血児デュマは侯爵である父に絶望し、一兵卒として志願する。人種差別に悩む彼にとって人権宣言は希望の光となった。公安委員に啖呵を切り、ギロチン台を焼く直情径行ぶりや巨躯怪力はポルトスそっくりだが、ロベスピエールの処刑台に潜む場面はアトスだなあ。ボナパルトに高く買われるが、彼の冷血さを見極め陣営を去っていく…この一徹さもアトスそのもの。作家になった息子デュマは父の武勇伝をダルタニャン物語に取り入れたのだろう。奴隷として育った男が、奴隷の心性を徹底的に拒み、どこにも安住できず抗い続ける姿は悲壮だ。

  • 優希

    文豪アレクサンドル・デュマの父親の物語。奴隷から指揮官にまで上り詰めてゆく。その生き様はナポレオンと重なりますが、異なるのはデュマは黒人の血から革命を己の軸にしていくしかなかったのだと思います。秀でた肉体に秘めた繊細な魂の英雄がデュマの魅力なのでしょうね。

  • アイゼナハ@灯れ松明の火

    『三銃士』のアレクサンドル・デュマのお父さんが、フランス革命で『黒い悪魔』と異名をとり、一兵卒から将軍にのし上がった闘士で、ナポレオンの初期の幕僚だったこともあったなんて知らなかった!しかも、何て波瀾万丈な生涯・・・でも佐藤作品らしく、出番の少ないしっかり者の奥さんの印象も強かったりする。この後、大デュマ『褐色の文豪』・小デュマ『象牙色の賢者』と続いて3部作になるとのことなので早期の文庫化が待たれます。

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