天皇の世紀 1 文春文庫

大佛次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167773397
ISBN 10 : 4167773392
フォーマット
出版社
発行年月
2010年01月
日本
追加情報
:
16cm,476p

商品説明

歴史とは何か?日本人とは何か?『天皇の世紀』(全12巻)は、文豪・大佛次郎が史実の中に真の人間像を追求した渾身の大作である。卓抜した史観と膨大な資料渉猟によって、明治天皇の誕生から戊辰戦争に至る激動の時代を照射し、世界史上のエポックともなった明治維新の真義と、日本人の国民的性格を明らかにする。

内容詳細

歴史とは何か?日本人とは何か?『天皇の世紀』(全12巻)は、文豪・大佛次郎が史実の中に真の人間像を追求した渾身の大作である。卓抜した史観と膨大な資料渉猟によって、明治天皇の誕生から戊辰戦争に至る激動の時代を照射し、世界史上のエポックともなった明治維新の真義と、日本人の国民的性格を明らかにする。

【著者紹介】
大佛次郎 : 明治30(1897)年、横浜市生れ。本名・野尻清彦。長兄は英文学者の野尻抱影。大正10(1921)年、東京帝国大学政治学科を卒業後、鎌倉高等女学校(現・鎌倉女学院高等学校)教師となったが、翌年外務省条約局勤務(嘱託)に。13年、鎌倉の大仏の裏手に住んでいたことに由来する大佛次郎の筆名で、「隼の源次」、ついで「鞍馬天狗」シリーズ第一作「鬼面の老女」を発表、作家活動をはじめる。昭和48(1973)年4月30日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takeapple さん

    小学生の頃、朝日新聞に連載されていたのを時々読んでいた。近所に戊辰戦争の激戦地があり、旧幕府軍と新政府軍それぞれの墓所もあり、よく遊びに行っていた。幕末の歴史が好きだったので、興味深く読んでいたのだけれど、学校でそんなこと話しても、あまり相手にされなかった。今改めて読み直しても面白いけど、大佛次郎って凄い作家だと思う。つくづく完結していたら、本当の金字塔だったと残念である。第1巻では、明治天皇誕生、ペリー来航、吉田松蔭、閉伊三郡の一揆が出てくる。

  • 靖 さん

    知識の海に圧倒される。しかしその中にも当時を生きた人々の思いがあり名もなき人々への視線もあり史料だけでない作者の視点が入ることで巨大な歴史の流れへ読者を誘ってゆく。圧巻とはこのこと。じっくりと次巻以降読み進めていきたい。

  • とおる さん

    資料豊富。面白い。ハリスの経歴なんて知らんかった。敬虔なクリスチャンの商人。日本の近代貿易にとってかなりの恩人ではないかと。結局あれだな。黒船に揺れて国が割れちゃったから天皇が復活する余地ができたんだな。

  • bafuken さん

    読書メータ始めました。とりあえず、最近読んだ本を登録してみようかな。天皇の世紀は大佛次郎さんの絶筆となった作品。読むにはかなりの気合がいりますが、全12巻読了後の充実感たるや。願わくば続きが読みたかったと必ずや思うはず。

  • じろう さん

    幕末史を仔細に描く。事実だけを知っていてもその裏側を知ることができた。しかしよくもまあ、こんな時代遅れの中世的な天皇家が次代を担ったとは、これから明らかにされていくのだろう。南部藩逃散も全く取り上げられず、埋もれていた歴史だった。京極さんが「遠野巷説物語」を背景にした小説だったらしいが忘れてた。ペリー接遇に幕府が力士を担ぎ出したという挿話は知っていたが、ペリー側も黒人先導させてたと云うのも考える発想は同じかなあと思った。

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大佛次郎

1897(明治30)年横浜生まれ。本名は野尻清彦。長兄は星の文学者・野尻抱影。1921(大正10)年東京帝大卒業後、教員や外務省嘱託として勤務。この頃ロマン・ロランの訳書を出し、その他小説の抄訳などを雑誌に寄稿する。1924(大正13)年大佛次郎の筆名で「鞍馬天狗」シリーズが人気となり、専業作家生活

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