バイアウト 企業買収 文春文庫

幸田真音

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167773168
ISBN 10 : 4167773163
フォーマット
出版社
発行年月
2009年11月
日本
追加情報
:
16cm,446p

商品説明

違法すれすれの激しいディールを制するのは誰か!
敵対的M&Aを仕掛ける新興ファンドに食い込み、米系証券会社でのキャリアアップを図る32歳の美潮。彼女は何を手に入れたのか!?

内容詳細

なにより大切なのは出口シナリオだ―。ファンド業界の風雲児、相馬顕良が仕掛ける、壮絶な企業買収オペレーション。外資系証券会社で働く広田美潮はこのディールに加担することでいったい何を得て何を失うのか。日本経済の希望を描き続ける著者渾身の長篇小説。「会社」は誰のものなのか、を問う倉都康行氏との対談を併録。

【著者紹介】
幸田真音 : 1951(昭和26)年、滋賀県生まれ。米国系銀行や証券会社でのディーラーや外国債券セールスを経て、『小説ヘッジファンド』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • k5 さん

    時期的にはライブドア事件とか村上ファンドとかの話。『ハゲタカ』が既成概念を壊すヒーローものとして構成されているのに対し、こちらはいい意味で地に足のついたメロドラマです。M&A用語を呪文みたいにして遊ばないのは好感が持てるんですが、インサイダー取引をすることへの登場人物の葛藤がほぼ伝わってこないのは物語を盛り下げたかも。説明は上手ですっと頭に入ってきます。

  • tolucky1962 さん

    幸田真音さんの本はやはりおもしろい。2006年に連載されたものがベースでライブドアや村上ファンドなどを基にしているようです。TOB株式公開買付けによる企業買収とそれに乗じて動く魑魅魍魎。そこに訳あり親子の情がからむ。幸田さんならではの迫力あるタッチで描かれる。モノ作りと金融、企業がだれのものか、考えさせられる。

  • α0350α さん

    ハゲタカシリーズ再読一気読みの勢いで他の企業買収小説にも手を出してみようと思って読みました。面白かったんですが、何か微妙な結末ですね。

  • redmove さん

    投資ファンドの社長相馬顕良が計画した音楽会社の買収に外資系投資会社の社員広田美潮が自分を捨てた父親のコネを利用して加わっていく姿を描く経済小説。ホリエモンや村上ファンドを思わせる内容。それなりに面白かったが、消化不良気味で期待したほどでもなかった。

  • zushhy さん

    村上ファンドがモデルとおぼしき架空のファンドを巡って、M&Bの錬金術をわかりやすく、当事者気分で読ませてくれます。それにしても、ビジネス・パーソン(特に女性)への要求水準が高い…。

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人物・団体紹介

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幸田真音

1951年生まれ。米国系投資銀行等で債券ディーラー、外国債券セールスを経て、1995年『小説ヘッジファンド』で作家に。2000年に発表した『日本国債』は日本の財政問題に警鐘を鳴らす作品としてベストセラーになり、多くの海外メディアからも注目される。時代に先駆けてITの世界をテーマにした作品も多い。20

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