闘うバレエ 素顔のスターとカンパニーの物語 文春文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167753740
ISBN 10 : 416775374X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,303p

商品説明

彼がいなかったら、現在の日本バレエ界は全く違ったものになっていただろう。東京バレエ団主宰、佐々木忠次。あらゆる敵と闘うことを恐れず、ベジャールに「ザ・カブキ」を作らせた男。華やかな舞台の裏で、彼が見てきた天才たちのあまりに人間的な素顔と孤独。彼にしか語りえない秘話が満載、熱き闘いの記録。

内容詳細

彼がいなかったら、現在の日本バレエ界は全く違ったものになっていただろう。東京バレエ団主宰、佐々木忠次。あらゆる敵と闘うことを恐れず、ベジャールに「ザ・カブキ」を作らせた男。華やかな舞台の裏で、彼が見てきた天才たちのあまりに人間的な素顔と孤独。彼にしか語りえない秘話が満載、熱き闘いの記録。

目次 : 第1章 東京バレエ団を設立する/ 第2章 海外公演を成功させる/ 第3章 世界バレエフェスティバルへの道/ 第4章 ベジャールの時代/ 第5章 コリオグラファーたち/ 第6章 ダンサーたち/ 第7章 スターの素顔

【著者紹介】
佐々木忠次 : 1933年、東京に生れる。日本大学芸術学部卒業。1964年にチャイコフスキー記念東京バレエ団を設立。国内はもとより、700回以上にわたる海外公演を行い、世界でもその実力が認められるインターナショナルなバレエ団に育て上げた。創立以来、プリセツカヤ、アロンソ、フォンティーンをはじめとする海外の著名ダンサーを招聘、ウラーノワらを指導者として招き、東京バレエ団、ひいては日本バレエ界の飛躍的レベルアップに貢献した。1980年代後半以降、ベジャール、ノイマイヤー、キリアンといった現代の気鋭の振付家に作品を委嘱し、これら20世紀を代表する振付家のオリジナル作品をレパートリーに加える。バレエのみならず、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場など世界の一流オペラを次々と招聘、「日本のディアギレフ」と呼ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Miyako Hongo さん

    ジャケ買い。ギレムの引退公演が東京だったのは単純に日本びいきなのかと思ってたけど、ああこういう人がいるからなのね。東京バレエ団設立者の本。□聖と濁、金と芸術の話を期待してたんだけど、東京バレエ団の歴史的な内容。この分野あまり詳しくないので判らないが、プリセツカヤ、パブロワ、べジャール、ノイマイヤーみたいな超有名所の名前ぐらいは判る。そーゆーのを日本に引っ張ってきちゃう人間が破天荒だろう事も。□正面切って書いてはいないが、端々にあるタカリどもへの嫌悪感や、バレエ村の内部抗争みたいな物が深堀りすると楽しそう。

  • ううち さん

    シルヴィ・ギエムの表紙に惹かれて購入。日本のバレエ界を創り上げ、根付かせるには大変な苦労があったのですね。ご自身が最初はバレエにあまり興味がなかったというのに驚きました。有名なダンサーや振付家との様々なエピソード、作品の経緯、豊富な写真資料はバレエファンには嬉しい。

  • kotominn さん

    「インターナショナルにたどりつくまでは日本人は日本人の道を歩まなければならないのだ」「行きたい場所に行けなかった人こそが成功している」。感銘を受けた。バレエ好きにはあの時観た公演にはこんなエピソードが!とかあの人にこういう素顔が!とか楽しめる。歴史的経も読みやすい。また単なる過去の功績自慢ではなく、まだまだ現役といった、バレエ界に対して問題意識も持ち、力強くエネルギーを感じる文体でまとめられており、そこも魅力だと思う。

  • ゆめどら さん

    日本のバレエを国際的なレベルに引き上げた東京バレエ団主宰による回顧録。有名ダンサーたちの様々なエピソードも楽しいが、なにより舞台芸術にかける著者の情熱が行間から迸り出ているのが素晴らしい。シルヴィ・ギエムのカバーもいい。

  • rfilmloverf さん

    日本のバレエ界は佐々木さんがいなかったら、ここまで進んでいなかっただろうと思った。読みにくい文章(時系列がわかりにくい……)だけれど、豊富な写真資料、スターダンサーとの交流エピソードはバレエファンなら一読の価値あり。

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