基本情報
内容詳細
2008年、劇団四季は55周年を迎えた。沢山の人々の力があった。だいたい芸術が芸術だけで存立することなど、あり得ない。維新以後の近現代史の中で、芸術は同時代の経済、政治などあらゆるものとの関わりの中にある。単独に芸術史などを書いても意味はない―浅利慶太。小谷真生子・日下武史氏との鼎談も収録。
目次 : 小澤征爾ボイコット事件/ 昭和天皇とベルリン・オペラ来日/ 佐藤栄作の日中秘密交渉/ 『ウエストサイド物語』と田中角栄/ 新劇史のなかの三島由紀夫/ 寺山修司と日本語/ 日生劇場解任の前後/ 広告マンたちの戦い/ 『キャッツ』全国を往く/ スカラ座の『マダム・バタフライ』/ 新劇団の季節/ 中曽根康弘総理の忘れ得ぬ夜
【著者紹介】
浅利慶太 : 1933年東京生まれ。53年劇団四季を結成。劇団四季のほぼ全作品について演出、制作を手がける。日本にミュージカルを定着させるとともに、ロングラン公演の成功により日本演劇界の興行形態を変革した。オペラでもミラノ・スカラ座などで『蝶々夫人』『トゥーランドット』『エレクトラ』などの演出を成功させ国際的評価を得る。98年には長野冬季五輪の開閉会式をプロデュース。一方で各省庁の審議会委員、総理大臣諮問機関委員等を歴任。歴代総理をはじめ政財界に及ぶ交流の広さで知られる。93年「浅利慶太率いる劇団四季」として菊池寛賞受賞。現在、劇団四季代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
浅利慶太
1933年東京生まれ。53年劇団四季を結成。日本にミュージカルを定着させるとともに、ロングラン公演の成功により日本演劇界の興行形態を変革した。オペラでもミラノ・スカラ座などで『蝶々夫人』『トゥーランドット』などの演出を成功させ国際的評価を得る。98年には長野冬季五輪の開閉会式をプロデュース。近年では
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