漆黒泉 文春文庫

森福都

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167753030
ISBN 10 : 4167753030
フォーマット
出版社
発行年月
2008年09月
日本
追加情報
:
16cm,397p

内容詳細

幼い日、恋におちた美貌の婚約者は私の成長を待たずに殺された。舞台は11世紀。都人が太平を謳歌する宋の都で育った茶商のお転婆娘、晏芳娥は、婚約者の遺志を継ぐべく、時の権力者、司馬光を付け狙う。白蘭座の看板女優、謎の煉丹師、老学者ら入り乱れての追跡劇が解明する漆黒泉の謎とは。痛快な中国活劇。

【著者紹介】
森福都 : 1963年、山口県生まれ。広島大学医学部総合薬学科卒。96年、「長安牡丹花異聞」で第3回松本清張賞、「薔薇の妙薬」で第2回講談社ホワイトハート大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ジュール リブレ さん

    中国/宋代の女水滸伝⁉ 許嫁の仇討ちにのぞむヒロインに、希代の謀略が絡んで、大スケールに… 地下深くに隠された秘密や、毒殺のミステリー…007の、映画のような、錯覚に陥りました。(*^^*)

  • めだか さん

    中国宋時代、婚約者の死から「漆黒泉」の謎を追う。宝塚でやればヒットしそうな話。漆黒泉(油田)、白茅香(毒香)の秘密とは・・・。婚約者の死は意外な展開へと進んでいく。「物事の表裏」が印象的に描かれている。漆黒泉や白芽香は使い方で益にも毒にもなる。元澤という人間の光と影、元澤と司馬光は果たしてどちらが善・悪なのか。登場人物それぞれの思惑も単純な勧善懲悪ものでないのが面白い。

  • 青葉麒麟 さん

    漆黒泉は石油の事か。それを武器に活用しようとするとは随分と先見の明があるな。死んでしまった婚約者の事が未だ好きで自分の夫と言い切る芳娥はいじらしい。だけど、婚約者の色んな事実を知って困惑する姿は可哀想。しかしどのくらい背が高いのかな?

  • YUTAN さん

    冒険活劇。男装の麗人ヒロイン晏芳娥が、見かけは殺された婚約者そっくりの青年・小游、煉丹師、女優、老学者と手を組んで真相の追究&敵討ちを果たそうとするお話。漆黒泉が何かはわかったけれど、犯人が誰か全然解りませんでした。//バラバラなように見えて実は共通だったりする、その人の心の垣根を飛び越えるような何かを持っている事。それを失った時の諦め切れない思い。そこがなんとも言えず、婚約者については複雑な気持ちになりました。

  • BIN さん

    宋の王安石の嫡子で新法党の先駆けである王雱の謎の死に迫るミステリー調の作品。最初は歴史物というか許嫁による司馬光への復讐モノにも見えましたが、いろいろ容疑者がどんどん現れて、面白い推理も飛び交いミステリーものとしても面白い出来になってました。漆黒泉とは油田のこと。それにしても王雱はやばい。

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森福都

1963年山口県生まれ。広島大学医学部総合薬学科卒。96年「薔薇の妙薬」で第2回講談社ホワイトハート大賞エンタテインメント部門優秀賞を受賞してデビュー。同年「長安牡丹花異聞」で第3回松本清張賞を受賞。2002年「十八面の骰子」が第55回日本推理作家協会賞の候補となる(本データはこの書籍が刊行された当

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